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普通使い分けます?

いい加減統一して欲しいものだと思っています。

僕も一応男なのでそういう話は大好きです。ですが、気になる点があります。

あ、そういう話とはあれです、人間同士の性行為の話のことです。

皆さんは人間同士の性行為のことを何と言いますか?
そのまま「性行為」と言う人もいれば、直球に「SEX」と言う人、少し柔らかめに「H」と言う人もいるでしょうか。顔を真っ赤にしたおじさんなんかは「チョメチョメ」と言いますし、背の高いマッシュヘアーの26歳男性は、にたぁっとした笑顔で「夜の営み」といやらしく言ったりしますよね。

ちなみに僕は、基本的には「H」という言葉でそれを伝えます。男性とでも女性とでも、話していていちばん嫌悪感を与えない表現だと思っているからです。「SEX」という表現もわかりやすくていいのですが、結構強い言葉なので言いづらい部分があるんですよね。だから「SEX」という表現ができる人を僕は心の中で尊敬しています。
ただ、依然としてガサツに「SEX」と言う男性には嫌悪感を覚えますし、しかし「SEX」と言う女性には興奮を覚えます。これはもう性癖なので放っておいてください。

話を戻します。
僕は気になるんです。会話の中でこれを使い分ける人が。さっきまで「H」だったのに、なんで今「SEX」と言ったんだろう、とか、その逆だったりとか。
これは僕の独断なんですが、「H」という表現をする人は、「SEX」という表現をすることを恥ずかしいと思っているのではないかと思うわけです。実際僕がそうなので。
使い分ける人が最初の表現を「H」と言ったとして、例えば話の中で盛り上がってきたからいつも使っている「SEX」という表現がつい出てしまったのでしょうか。
それともニュアンスの変化があるのでしょうか。「H」という表現にはこのような定義があって、「SEX」という表現には含まれない定義なのである、とか。微妙なニュアンスの違いを表現を変えて伝えようとしているのでしょうか。困ります。凡人には理解できない域なので。

そういう話をたくさんしてきたので気になる話だったのですが、この表現を使い分ける人に出会ったのは一人だけではないんです。何人もいるから気になったわけで、「日本性行為協会」か何かで定められているルールなのだろうかと考えたこともありました。

この表現以外にも気になる言葉がありまして、僕がこの文章の冒頭に書いた「いい加減」という言葉です。
「いい加減」って一体何なのでしょうか。いや、言葉通り普通に考えれば「良い加減」と言うことはわかるのです。「いい加減にしなさい」は「良い加減にしなさい」ですもんね。
ですが、「いい加減な操作はやめろ」とか「いい加減に混ぜるな」とか言うこともありますよね。別にその場で聞いている分には疑問に思わないのですが、立ち止まって考えると、いやどっちなん?ってなるんですよ。
お笑い芸人のぺこぱの松陰寺さんは「いい加減なことなんてない!」と言って漫才を締めますが、よくよく考えるとどういうことなんでしょうか。肯定ツッコミとしてこれ以上ないんですけどね。面白いのは変わらないんですよ。そういうことじゃなく。

おそらく同じ言葉にして逆の意味、複数の意味を持つ言葉なんていくらでもあるんでしょうけど、ただただ気になっただけです。厚切りな外国人が日本人全体を皮肉ってしまう前に、解決して欲しい問題でもあります。

年の瀬に載せる話ではなかったですね。

では、良いお年を。

と言ってみたものの、これは一体どういう意味でしょうか。

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