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長男ー妊娠記ー

こんにちは、アブラハムママンです。

 

今日は、今までの記録というか軌跡というか。妊娠期の思い出を書きたいと思います。

というのも、知り合いのママさんから
6回も経験した出産のこととか聞きたいです!
って言われたから。

そうか、需要があるのか。
じゃあ、提供していこうかな。
そんな軽いノリで書き始めてます。

物語風に書く予定なので、よければ寝る前のお供にしていただければと思います。 



「そういえば、今月遅くない?」

付き合って2年目の彼氏が言った。
月のものの話だ。
言い方を変えるなら、女の子の日、月経、アンネちゃん、シンデレラディ等等。

この彼氏は本当、付き合った当初から当たり前のように、その話ができて、すごくありがたかった。
そんな彼氏が言ったセリフがさっきの言葉だ。

言われて気づく。
そういえば、そうかも…?

彼氏と別れ、家に帰宅後、予感もあってか、こんな会話をした、という言い方で母には伝えた。

その内くれば、それはそれ。
こなければ、色々覚悟を決めなければいけないな、となんとなく、本当になんとなくだけそんなことを考えた。

それから1ヶ月程。
定期的に母と彼氏にきたのか?と聞かれ、その度にきてないと答える。
「そろそろ本気でやばくない?」と彼氏。

この時の社会的立場。
私→フリーター。
彼氏→大学生。

そう、彼は学生だった。
がっつり親元で匿ってもらってる真っ最中だ。
私も実家で生活していた、しがないフリーター。
貯蓄?そんなものあるわけがない。

そこだけみたら確かにやばい。
今の私が当時の私に状況を聞いても「え?やばくね?」って言うと思う。

でもね、私はもう決めてたんだ。
今考えてもなんでかなんてわからない。
でも決めてたの。
『産む』って。

もちろん全くブレなかったわけじゃないよ?
これからの現実的な問題をどうやってクリアしていくのかを考えたら金銭面でのことしか考えられなくて、「まず婆ちゃんに頭下げて、それでダメなら父ちゃんに頭下げて…。」位しか想像できなかった。
逆に手元に100万の札束あったら気持ちは違ったんかな…。
うん、確実に違うなw
それがあれば病院代も出せるし、なんなら選ばなければ家も借りれるもんなw

まぁでも現実はシビア。
自分が行動した様にしか現実はならんのよ。
当時の通帳残高は一回病院へ行ったらなくなった。それぐらい経済的計画性はなかった。



そんな中、彼氏は一貫して「産めないよ。」と言っていた。
ヤることヤっといて、何言ってんねん?

私はショックでガーンっ!…と、

なりそうなもんなんだけど、ならなかったんだよね。
最初に浮かんだ言葉は「あぁ、やっぱりね。」だった。
そう思った自分にもびっくりしたんだけど。
私は彼氏に、というよりは男性に期待というものをしてないみたいだ。
いや、頼りにはするんだけどね、「結局、男ってそうよね。」って思ってる節がある、ということを発見した瞬間だった。


そんな彼氏と共に、一回だけ、仕方ないのかな…とお腹の子を諦めた時がある。
2人で抱き合いながら。
うぇうぇ言う位涙流して。
おろした日には毎年お花買おうって言って…。



でも、無理だったの。



大袈裟でもなんでもなく、「この子を殺したら私も死ぬ!」って思った。


おろす為に病院へ行って、処置されるのを想像するだけで吐き気がした。
おろす為にお金を出してやるって言ってた婆ちゃん。大好きな婆ちゃんだけど、きっと嫌いになるだろう。
つわりもなくなり、何も感じなくなったお腹を想像したら、それだけで近所の歩道橋から電車の前に落ちたくなった。

だめだ、やはりおろせない。


『産む』。
私の中でもう揺るがない、決定事項になった瞬間だった。




はい、お疲れ様でした。
とりあえず今日はここで一旦区切りたいと思います。

だだだだだーっと思い出しながら書きました、また思い出したらエピソード加えるかもです。

もう20年以上前の記憶。
記憶って時間が経つにつれ、「あの時は長く感じたけど、思い出してみるとあっという間だったなぁ。」ってことが多いのですが、この時の記憶は今思い出しても長いです。
それだけな時間だったんでしょうねぇ…。
あ〜、絶対あの時には戻りたくないwww
(戻れないけどね。)


ではでは、今日はこの辺で。
アブラハムママンでした。
  

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