私たちがこの物語を変えよう by 清水 あかり / 所沢高等学校(埼玉)#住み続けられるまちづくり
まちづくりというのは、私たちの生活にとって最も関わりのあるテーマなのではないでしょうか。
そこに住み続けるのも私たち。
そこを住み続けやすいようにしていくのも私たち。
今、何をしなければならないのか今回、私なりに考えてみました。
<意外なことが要因に>
2100年、総人口は最も悲観的なシナリオだと明治時代まで減少すると予想されています。
大きな原因としては合計特殊出生率の低下。
これは都会ほど低くなっています。
ここでわかったのは、地方から上京する人が多いのも関係しているということ。
その行動が合計特殊出生率の低下の要因に関係があるんだとは話を聞くまで思ってもいませんでした。思ってもないことが要因に。よく考えることが大切だと改めて感じさせられました。
これからの時代、今よりさらに人口減少していくので今のままでいくと住みやすいが維持されない可能性があります。だから、人が少なくても住みやすいを維持できるような工夫を行う必要があるのだと感じました。
予想されている総人口の減少
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<時代に合わせた行動>
スキー場と言えば、冬というイメージがありませんか?
ですが今、白馬では「冬の白馬」から世界水準の「オールシーズン マウンテン リゾート」にしていこうとさまざまなことが行われています。
例えば、空き家の有効利用等今あるものを活かす活動だったり、音楽フェスの実施。
まちづくりを行うことによって活性化が行われています。
そこに大きく関わってくるのが、
・低迷するスキー&スノーボード参加率
・人口減少
・グリーンシーズンの低稼働
・冬期の短期雇用の難易度上昇
・老朽化してくるインフラ
・インバウンド増加に伴うニーズの急速な変化 等です。
今後さまざまなことが今の状態から変化していくと予想されています。だからそんな時代にも対応した行動をしないと取り残されてしまうのではないかと私は思いました。スキー場=冬のような〇〇=〇〇という固定概念は邪魔で、取り払うことにより新しいアイディアが生まれ、より良いものになるのではないかと感じました。
また、今あるものを生かすというのはとても大事な考え方だと思いました。
<最後に>
みなさんは「ハチドリのひとしずく」という物語を知っているでしょうか。
“森が燃えていました。森の生き物たちは われさきにと 逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは、行ったり来たり、口ばしで水のしずくを
一滴ずつ運んでは、 火の上に落としていきます。動物たちはそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」と笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」”
(http://www.tmss.jp/medicaltreatment/img/hachidori.pdf から引用)
今、私たちは地球の問題に既に気づいています。クリキンディのように「自分にできること」を考える必要があるのではないでしょうか。私達一人一人に必ずできることはあります。この物語の最後には ’’さぁ この物語の続きは あなた自身が描いてください” と書いてあります。もしかしたら他の動物も手伝い森が助かったかも....。それとも燃え尽きたかも....。
私たちが今後、行動を起こしたらSDGsの目標も達成に近づけるのではないかと思います。
この物語を一人一人の行動によってハッピーエンドにしていきましょう!!
私はこのプロジェクトを通して、行動することの大切さを再認識し、時代に合わせた行動、興味をまず持つことが必要なんだと感じました。なぜなら最初の方に書いた通り、住み続けるのもわたしたちで、住み続けやすくしていくのもわたしたちだから。
このプロジェクトに参加してなかったら話を聞くこともできなかった方々からお話を伺うことができ、とても貴重な体験でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
所沢高等学校(埼玉)清水 あかり
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