We MUST Protect Our World by石附恵佳/富山国際大学付属高等学校(富山)#気候変動に対策を

「できることから少しずつ」

人間の活動が環境問題を引き起こし、大問題になっています。世界の現状を知ること。そして、小さなことから意識して行動することが地球温暖化の進行を止めることに繋がるのが大切なのではないでしょうか。

このレポートを読んで、少しでも気候変動に対する意識が変わってくれたら嬉しいです!


SDGsとは?
Sustainable Development Goalsの略称で持続可能な開発目標のことです。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

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メインテーマ設定理由
私はSDGs13「気候変動に具体的な対策を」をメインテーマにしました。私は、海と山に囲まれ、自然豊かで空気がきれいな富山県に住んでいます。しかし、世界では気候変動の影響で起こる異常気象があります。美しい富山の自然を守っていきたい、次世代にもこの美しさを知ってほしい、という思いから気候変動をメインテーマに選びました。

SDGs13「気候変動に具体的な対策を」

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「気候変動に対策を 課題のありか」では環境省地球環境局の多田悠人さんのお話を聞きました。

気候変動の深刻な影響を目の当たりにしていない国はありません。世界で温室効果ガス排出量は増加しています。1891年の統計開始以降、世界の年平均気温は約0.95℃上昇しています。地球温暖化は、人間活動の影響(化石燃料を燃やす、森林等を伐採することで温室効果ガスが増えてしまっていること)が主な要因である可能性が極めて高いと言われています。

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温室効果ガスの排出源は多くあります。自動車、エアコン、エアコン、テレビ、ストーブなど、普段から人間が使うものは排出源の一部です。また、例えばサラダを食べるとしましょう。野菜を作るのに使うビニールハウス、野菜を運ぶのに使うトラックや船なども温室効果ガスの排出源です。

地球温暖化が進むと海面上昇、干ばつ、熱波、洪水、豪雨などが多く起こるようになります。実際に、台風など、気候変動の影響は顕在化しています。


歴 史
1997年12月、京都議定書が採択
世界各国の政府代表者が京都に集まり、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP3)が開催されました。

京都議定書の合意内容
・温室効果ガスを2008年から2012年の間に、1990年比で約5%削減すること
・国ごとにも温室効果ガス排出量の削減目標を定めている(日本は6%、EUは8%、アメリカは7%の削減を約束)
・京都議定書は途上国には削減義務を求めていませんでした。

2015年12月、パリ協定がCOP21で合意

パリ協定の合意内容
・世界全体の平均気温の上昇を興行改善よりも2℃より低い水準に抑えること
・1.5℃より低い水準に抑える努力をすること

パリ協定は歴史上はじめて全ての国が参加する公平な合意です。途上国を含む全ての参加国に排出削減の努力を求めています。



今、必要なこと
今年、猛威を振るい、世界で多くの影響を与えた新型コロナウイルス。しかし、新型コロナウイルス感染症によってCO2排出量が減ったのは知っていますか?

2020年の世界のCO2排出量は、前年比約8%減で、過去最大の削減量でした。しかし、構造的な変化がなければリバウンドの可能性があります。政府の経済政策は、エネルギーシステムをより持続可能な経路に導くために、経済的な復興の取り組みとクリーンエネルギーへの移行を結びつける努力が必要です。

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私たちにできること

環境への配慮を行っている企業を応援すること

・Appleは「iPhone12」シリーズに、イヤホン「EarPods」や電源アダプターを梱包しないことを明らかにしました。イヤホンのワイヤレス化が進み、使われていない同梱イヤホンが増えていることなどを指摘。イヤホンとアダプターを同梱しないことで、これらを製造する際の二酸化炭素排出が抑えられるだけでなく、パッケージの小型化により輸送時の二酸化炭素排出も削減できると説明しました。

・Starbucks Coffee Japanは国内店舗でサステイナブルな未来につながるFSC認証紙ストローの提供を始めました。素材変更により、年間約2億本分のプラスチックストローの削減につながります。

使い捨てのものは極力使わないようにすること

ペットボトルやレジ袋など私たちの身の回りにある使い捨てプラスチック製品。それらの製品はできるだけ使わないようにすることだってできます。例えば、マイバッグや水筒を持ち歩いて使うこと、必要のないペットボトルは買わないようにするなどです。

公共交通機関・電気自動車を使うこと

・1kmを移動する際の1人あたりのCO2の排出量は移動手段によって違い、自家用乗用車を使うより公共交通機関を使う方が圧倒的に二酸化炭素排出量を減らすことができます。

・モータリゼーションの進展に伴い環境負荷の高い乗用車の依存が進んでいます。日本政府はガソリン車の新車販売を2030年半ばに禁止する方向で最終調整しています。


終わりに

2030年は私たち若者が国を動かす時代。私たちが今からできることを探して行動していくことが大切です。SDGsは2030年までの達成を目指しています。私はいつもマイタンブラーを持ち歩き、カフェなどで使うようにしています。また、友達や学校の生徒にタンブラーの良さを伝え、マイタンブラーを持ち歩いてもらうための活動をしています。自分ができることはなんでもあると思います。その行動が環境を守ることにつながります。できることから少しずつ、始めていきませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!


富山国際大学付属高等学校(富山) 石附恵佳
#せかい部 ×SDGs探究PJ高校生レポーター(気候変動に対策を)

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