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アズキってすごい!!!

こんにちは(^^)/ せかい部×SDG s探求 高校生レポーターの近藤由菜です!

「アズキ」と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?
私は三重県民でお隣の愛知で有名な小倉トーストをよく食べるのでそのイメージが強かったです。しかし、内藤 健さん(農研機構)のお話を聞いてアズキのイメージが180度変わりました。  

※10/27(火)のオンラインプログラム「わりとイケてるアズキのなかま」by 内藤健さん(農研機構遺伝資源センター主任研究員)に参加しました。

先に言っておきます。アズキってめちゃくちゃすごいです!!😳


1 アズキの多様性
ではでは、早速アズキがどのような多様性を持っているのかご紹介します!

農作物って
・塩害
・酸性土壌
・アルカリ土壌
・乾燥
・水害
・病虫害       に弱いですよね……

しかし!!!アズキの仲間はそれぞれに強い種がいるのです!
内藤さんはひとつずつ説明してくださったのですが、心の中は「すごい(゚д゚)!!」の連発でした……

ここではどうしてアズキが塩害に強いのかを紹介します!

2 アズキvs 塩🧂
内藤さんによると今一番「ヤバい」のは塩害なんだそうです。

でもでも‼︎

アズキは色々な方法で塩と戦っています!
例えばヒナアズキの葉っぱに塩分を集中させる。などです。これだけでもアズキってすごい!ってなるのですが、なんと葉っぱの中でも数枚の葉っぱにのみ塩分を集中させるホソバハマササゲというアズキの仲間もいるらしいです………!驚きですよね😳自分もアズキの凄さに脱帽しっぱなしでした…

他にも根っこに塩分を溜めるヒメツルアズキ、そもそもほとんどためないハマササゲなどのアズキがいます!アズキvs塩🧂完全にアズキの勝利ですね🏅
アズキの耐塩性進化の多様性も恐るべしです。

3 絶滅の危機に瀕する生物たち
内藤さんはアズキの研究をされる前は進化について研究されており、絶滅の危機に瀕する動物たちのことも教えてくださりました。そこで衝撃だったのは絶滅に危機に瀕している事態で既に手遅れだということです。生物は偶然の変化によってたまたま環境に合っていたものが生き残り、進化してきました。つまり「進化の原動力=数の暴力」なのです。しかし、そもそも数が少ないと変異自体が少ないのでより絶滅に近づいてしまいます。
だからまず今生きている種を確実に保護することが大切だと教えていただきました。

まとめ
今回の講義では本当にアズキの多様性にびっくりしっぱなしでした(°▽°)小倉トーストの仲間がこんなに可能性を秘めてるなんて……!そして絶滅の危機に瀕している動物たちを一匹も減らさずに守り、増やすことがいかに大切なのかも身に染みてわかりました。「自分にできることから」生物多様性を守るために一緒に行動にしていきましょう!( ^ω^ )

四日市高等学校(三重県) 近藤 由菜
#せかい部 ×SDGs探究PJ高校生レポーター(生物多様性を守ろう)
#せかい部sdgs #生物多様性 #アズキ #環境

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