イスラエルとガザはなぜ争っているの??
↑↑画像:外務省ホームページから引用
イスラエル(ユダヤ人側)とガザ(アラブ人側)が争う原因は主に2つある。
1つ目はユダヤ人が自分たちの住む地域を拡大しようと、3つの宗教の聖地がある東エルサレムのイスラム教徒地区(アラブ人が住んでいる場所)で生活し始めたことでアラブ人がイスラム教徒地区から立ち退くことへの不満を感じ裁判を起こすが、判決が先送りになっていること。
2つ目はイスラム教徒の信仰心が高まっているラマダン期間中に、イスラエル(ユダヤ人側)が大勢のアラブ人が集まると危険であるのを理由にダマスカス門などをバリケードで閉鎖して、イスラム教徒にとっての聖地があるアラクサ•モスクに近付けなくしたこと。
※ラマダンとは、イスラム暦における9月のこと。イスラム教徒(ムスリム)が断食をおこなう期間。
東エルサレムでユダヤ人とアラブ人が衝突しているのを見ていたガザ地区(アラブ人側)のイスラム過激派がロケット弾をイスラエル(ユダヤ人側)に打ち込んで、イスラエルも反撃したことで激しい争いが始まった。
※イスラム過激派とは平等を理想とする国家・社会のあり方を政治的・社会的に実現しようとする運動であるイスラーム主義の中から生まれ、イスラーム的な理想の実現にとって障害となっているものを暴力によって排除しようとするグループ。