自立した子に育てるための、たった１つの秘訣

この激動のご時世において、「我が子に、自立してほしい」「ひとりで生きていけるような生きる力を身につけてほしい」と願われる方は非常に多いと思います。「主体性」「自主性」とか、「非認知能力」とか。

今回は、そこにたどり着けるためのたった１つの秘訣をお伝えします。

ワーク自体は超シンプルですが、一生モノのワークになるかもしれないほどの、内緒にしておきたいワークです（自画自賛！？）このたった１つのワークだけで、あなたの子育て観がもしかすると１８０度変わるかもしれません。

ここで扱う「自立」について

自立。自律。
いろんな表現があると思いますが、今回の場合はこう捉えます。

・どんな時代でも生き抜ける力
・生まれながらに持っている生命力
・自分で考え、自分で決め、自分で行動できる力
・自分の行動に対して責任をとる姿勢
・自分で立つ

みたいな感じです。

あなたにとっての、「自立」とは何か？

さて、いよいよ本題に入っていきます。
たった１つの秘訣とは、これです。

あなたにとって、「自立」とは何ですか？

これを自分に問うこと。たったこれだけです。
ワークでもう少し具体的に考えていきましょう。

ワーク①
あなたにとって、「自立」とはなんですか？
下の中で、どのあたりがしっくりくるか、考えてみてください。
どれがいいとかわるいとかではありません。
「あなたは、どこがしっくりくるか？」です。

・人に言われたことを、本当はやりたくないけどする子
・人に言われたことを、我慢してする子
・人に言われたことを、評価のためにする子
・人に言われたことを、なにも考えずにする子
・人に言われたことを、他の誰かにやらせる子

・人に言われなくても、本当はやりたくないけど嫌々する子
・人に言われなくても、まぁ我慢してする子
・人に言われなくても、評価を気にしてする子
・人に言われなくても、自分がやりたいからする子
・人に言われなくても、必要性を感じてする子

・人に聞いてから、やってみる子
・人に聞かなくても、考えてみる子
・考えてやってみて、うまくいかなかったら諦める子
・考えてやってみて、うまくいくまでやってみる子
・誰かに教えてもらわないとできない子
・自分でやらずに、誰かにやってもらおうとする子
・教えてもらう前に、まず自分でやってみる子

こんな風に、細かく細分化していきます。
そして、あなたにとっての自立ってどこ？と考えていきます。

「願い」を、あなたの行動に落とし込む

ではさらに問います。
先ほどの願いを、あなた自身の行動に落とし込んでいきます。

ワーク②
そんな姿に育ってくれるよう願っているあなたは、
お子さんに対してどう接していますか？
あるいはどう接すれば、そう育つでしょうか？

例えばあなたが、
「人に言われなくても、自ら必要性を感じれば行動する子」
に育つことを願うとしたら。

どうすれば、自ら必要性を感じる子に育つでしょう？
どうすれば、人に言われなくても自ら動く子になるでしょう？

「大人が言う前に、自分で考えて動いてね」
と言われて、そう育つでしょうか？
そうです、それだけでそうは育ちません。
なぜなら、既に大人に言われているからです（笑）

これを、あらゆるところで適用していきます。
たとえば、「片付け」について。
まず、あなたの思い描く「自立」の姿を具体化していきます。

・人に言われてイヤイヤ片付ける子
・人に言われて納得してから片付ける子
・人に言われて、他の誰かに片付けさせる子
・言われないけどイヤイヤ片付ける子
・言われないけど大人の目を気にして片付ける子
・言われなくても必要だと感じて片付ける子
・言われなくても片付けたい子

ここからしっくりくる姿をチョイスします。そして、
どうすればそんな子に育つだろうか？
そのために何ができるだろうか？
と、自分なりの答えを探していきます。

こんな風にあらゆることに適用していきます。

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～「自立した子に育てるための、たった１つの秘訣」～

あなたにとって、自立とはなんですか？
どんな姿に育つことが、自立ですか？
そのために、あなたはどうお子さんと関わりますか？

これを、「考えて、やってみる」を繰り返す

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これが、「自立した子」に育てるためのたった１つの秘訣です。これだけで、気がつく人は気がつくと思います。そして人によっては、子育てや子どもとの向き合い方が１８０度変わったりします。

ぜひ、実際に１つの事柄について書き出してみてください。

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執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。

・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。

そんな願いを込めて、ちょっと変わった保育を実践しています。
『さんさんぽ』は横浜市近郊にて、平日毎日開催を目指し園児募集中です。
未来を生き抜ける力をはぐくむ子育てがしたい。幼少期に人生最高の想い出をつくりたいという方は、お気軽にお声かけください。家族で保育を体験できる「休日さんぽ」というイベントも毎月開催しています！

森のようちえん『さんさんぽ』
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ファシリテーターもしています。
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