「子どもが本音を話してくれない・・・」子どもとの会話が深まる3つの秘訣 ②考える
二回目は、【考える】です。
あなたがお子さんの立場だったら、どんな風に言われると話したくなくなるでしょうか。それとも話したくなるでしょうか。あなたの幼少期も振り返ってみましょう。あなたは、ご両親に本音を話せましたか。もし話せなかったとしたら、それはどうしてでしょう。意外とシンプルなことに気がつくかもしれません。
前回はこちら
お子さんの立場で感じてみよう
あなたがお子さんの立場だとして。あなたのようなご両親と過ごしていたら、果たして本音を話すでしょうか。また、どの程度心の内を話すでしょうか。
「せかしん」のワークは、誰にも見せる必要がありません。あなただけのワークです。だれもあなたを見下したり、評価することはありません。ですので、自分のいいところも、いけてないところも、ありのまま感じるままに書き出してみてください。
ただし、唯一あなたの出した答えを評価する存在がいます。それは、あなた自身です。書きながら、あなたがどう感じるか、どんな気持ちが出てくるかも味わってみてください。
お子さんとの関係に深く影響するものとは?
次に、あなたの幼少期を思い出せるようであれば思いだしてみてください。あなたは、ご両親に本音を話せましたか?お父さんとお母さん、どちらの方が話しやすかったでしょう。そしてそれはなぜでしょうか。
子育てをする際に、あなたが無意識的にもっとも参考にしているのは、
あなたと、あなたのご両親との関係だったりします。
なぜなら、学校には「子育て」なんて授業は存在しません。あなたが唯一教えてもらった(見てきた)のは、あなたのご両親の子育て方法のみだからです。これは、あなたがこれまで子育てについて勉強してきた本やセミナーの量と比較にならない時間ですので、”無意識”に入り込んでいるのです。
改めて、客観的に考えてみましょう
「別に」「まぁね」「なんとなく」「知らない」「さぁ?」などなど。
どうしてお子さんは、あなたに本音を話してくれないのでしょうか。ここまであなた自身を振り返ってきて、改めて見えるものや感じるものなどあるでしょうか。
大事なのは、1にも2にも、感じて考えることです。がんばって絞り出すという方もいらっしゃるかもしれませんが、リラックスしたとき。お風呂やお布団でふ~っと力を抜いたときに、ふっと降りてくる感覚で受け取る方もいらっしゃるかもしれません。
質問①
あなたがお子さんの立場だとして、いまのあなたのような両親を持っていたとします。今のあなたが、お子さんの立場のあなたに、いつものように話しかけてきます。
さて。お子さんであるあなたは、ご両親であるあなたに本音を話したいと思うでしょうか。心の内をさらけ出しても安全・安心だ、信頼できると感じるでしょうか。
質問②
あなたの幼少期を思いだしてみてください。
あなたは子どもの頃、ご両親に自分のことをどこまで話せましたか?日常会話から本音まで。そして、お父さん、お母さん。どちらに、どのくらい話せたでしょうか。また、それはなぜでしょう。理由も感じてみてください。
質問③
改めて、お子さんはなぜ、あなたに本音を話してくれないのでしょうか。また、どうして心の扉を開いてくれないのでしょうか。
どんな小さなことでも構いません。浮かんできたものをそのまま書き下ろしてみてください。
次回はこちら
☆★☆★☆
いつも最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
みなさまからのご意見、ご感想お待ちしております。また、「こんな事例についてテーマにしてほしい」なども随時募集しています。お気軽にコメント欄にご記入ください。
☆★☆★☆
執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。
・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。
そんな願いを込めて、ちょっと変わった保育を実践しています。
『さんさんぽ』は横浜市近郊にて、平日毎日開催を目指し園児募集中です。
未来を生き抜ける力をはぐくむ子育てがしたい。幼少期に人生最高の想い出をつくりたいという方は、お気軽にお声かけください。家族で保育を体験できる「休日さんぽ」というイベントも毎月開催しています!
森のようちえん『さんさんぽ』
・ホームページ https://www.sansanpo.org/
・Facebook https://www.facebook.com/sansanpo.mirai
・instagram https://www.instagram.com/sansanpo_hoiku/
自分の内側から”答え”を導くセッション ライフ・デザイン・メソッド
ファシリテーターもしています。
いまだけ特別価格でセッション募集中!https://peraichi.com/landing_pages/view/ldm-higashi/