見出し画像

「子どもが本音を話してくれない・・・」子どもとの会話が深まる3つの秘訣 ①心と気持ち

子どもが本音を話してくれない。そもそも、話しかけても答えてくれない。本当はもっといろんなことを話し合い、小さい頃から信頼関係を築いていきたいのに…この先が不安…

そんな方、そこそこいらっしゃるのではないでしょうか。

どうすれば、子どもたちは話したくないことでも話してくれるようになるのでしょうか?どうすれば、子どもたちとの会話がより深まるのでしょうか。
今回からの3つの秘訣で、解き明かしていきましょう。

1回目の今回は、「心と気持ち」について。
ついついやってしまう励ましやアドバイス、注意や指摘など。これって、コミュニケーションにとって必ずしもプラスではないかもよ?というお話です。

まずは気持ちに寄り添おう

気持ちや感情を抜きに、人同士のコミュニケーションは成立しません。もしお子さんが本音を話してくれなかったり、そもそも話しかけても「べつに・・・」という感じで何も答えが帰ってこないことが多いとしたら。それは、気持ちのやりとりが欠けている可能性があります。

あなたは、お子さんの気持ちを知っていますか?分かろうとしていますか?
またそれ以前に、ご自身の気持ちを知っていますか?分かろうとしていますか?

気持ちは、裁かれない

気持ちは、誰のものでしょうか?ずばり。

その人だけのもの
です。

あなたの気持ちは、あなたのもの。
お子さんの気持ちは、お子さんのものです。

誰にも裁くことはできないし、変えることもできません。
※変化のきっかけは与えられても、変えるかどうかを決めているのは本人だったりします。

だから、『せかしん』では気持ちに寄り添うをやっています。
あなただけの気持ちを。その人の命の表現を、「そうだね」と分かるのです。自分自身に対しても、お子さんに対しても。『せかしん』では、そこをすべての基本と考えています。

あなたはどんな人に、心を開きたいと感じますか?

ところが!人はたやすく他人の感情を踏みにじってしまいます。
「いまどんな気持ち?」と聞いたあとで、ついついやっちゃうのです。

「どんな気持ち?」「○○な気持ち・・・」
「えっ?怒ってるの?だったら先に○○しておけばよかったじゃない」
「え、そうなの?もっとポジティブに考えたら?」

という具合で。

それも、自分にとって近しい人間であればあるほど、やっちゃいます

「気持ちに寄り添う」はずが、「気持ちをコントロールする」とか「アドバイスする」に変わっているのです、自分でも知らないうちに…
僕はしょっちゅうパートナーにやってしまいます(^^;)

落ち込んでいる我が子を見ると、ついつい励ましたりアドバイスしたくなりませんか?
ぼけーっとしてる我が子を見ると、ついつい「しっかりしなさい!」と言いたくなりませんか?


良かれと相手のためを思ってとった行動。こういった人に心を開きたいとあなたは感じるでしょうか。もちろんですが、励ましやアドバイスが力になるときもあります。ですが、いつもいつもそうだとは限らないのではないでしょうか。

あなたが落ち込んでいるとき。パートナーに「大丈夫だよ」「こうすればいいんじゃない?」と言われて、どう感じますか?
疲れて帰ってきて思考が回らずボーっとしてるときに「ちゃんとやってよ!」とパートナーに言われたら、どう感じますか?
心を開きたいと思えるでしょうか。

そして逆の視点で、どんな人にだったら心を開けると感じるでしょうか。

質問①
お子さんが本音を話してくれない。あるいは、話しかけても答えてくれない。この状況を前に、あなたはあなたの内側にどんな気持ちが湧いてくるのを感じますか?

また、どうしてその気持ちが湧いてくるのでしょう。あなたにある、お子さんへのどんな想いがきっかけとなっていると感じますか。
質問②
お子さんが本音を話してくれないと感じるとき。
話しかけても答えてくれないとき。

あなたの想像で構いません。お子さんはどんな気持ちだと思われますか。
もしできるようであれば、直接聞いてみてください。

そして、もしなにか答えてくれたら。仮にその答えがあなたにとって好まし
くない答えであっても、「そうなのね」と、お子さんの気持ちを分かろうとしてみましょう。きっとあなたにも、お子さんと同様の気持ちになるようなことが、過去にあったはずです。

質問③
あなたは、どんな人に本音を話したいと感じますか?
どんな人なら、なんでも話しても大丈夫と思えますか?
それはなぜでしょうか。

次回はこちら


☆★☆★☆

いつも最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
みなさまからのご意見、ご感想お待ちしております。また、「こんな事例についてテーマにしてほしい」なども随時募集しています。お気軽にコメント欄にご記入ください。

☆★☆★☆

執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。

・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。

そんな願いを込めて、ちょっと変わった保育を実践しています。
『さんさんぽ』は横浜市近郊にて、平日毎日開催を目指し園児募集中です。
未来を生き抜ける力をはぐくむ子育てがしたい。幼少期に人生最高の想い出をつくりたいという方は、お気軽にお声かけください。家族で保育を体験できる「休日さんぽ」というイベントも毎月開催しています!

森のようちえん『さんさんぽ』
・ホームページ https://www.sansanpo.org/
・Facebook https://www.facebook.com/sansanpo.mirai
・instagram https://www.instagram.com/sansanpo_hoiku/

自分の内側から”答え”を導くセッション ライフ・デザイン・メソッド
ファシリテーターもしています。
いまだけ特別価格でセッション募集中!https://peraichi.com/landing_pages/view/ldm-higashi/

いいなと思ったら応援しよう!