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僕たちが生きる100年という時間。
時間が長く感じることが最近多い。
1年はあっという間に過ぎるし、さまざまなことが起こる。今が楽しい、最高だって思える瞬間がやってきては忘れていくんだ。でも、人生はまだまだ続く。死ぬまで続くんだよ。まるで、終点が分からない列車に乗っているようだ。ゲームだったら自分が満足したところで終わせられるのにね。人生はバッドエンドだってあり得るし、リセットなんて効かない。
20数年生きてきた。人生100年時代といわれる今。あと70数年生きる可能性がある。ひょっとしたらもっと長生きするかもしれない。そんなに生きて何するんだろうか。生きていることに飽きないんだろうかってちょっと思った。
「七つの大罪」の主人公メリオダスは、一族のタブーを犯し呪いにかけられた。永遠に生きる命、そして最愛の人エリザベスと出会い、恋に落ち、彼の目の前で必ず死ぬ、そして輪廻転生して何度もエリザベスが彼と出会うという呪いだ。(ネタバレ)
長く生きれば生きるほど辛いことを多く経験する。誰かの死、別れ。できれば向き合いたくない出来事を山のように。
それでも、嫌だ嫌だと言いながらなんやかんや生きている。別に飛び降りようと思ったこともないし、包丁で腹を切ろうと思ったこともない。飛び降りたらどうなるんだろうとか、腹切ったらどうなるんだろうなんてことはちょっと病んでいた時に考えたことはあるが、1ミリもしてない。
本能的には僕は生きたいんだってことかな。
嫌なことがあっても、その後に何か面白いこと楽しめることがあるいう期待を持っていて、無理して笑って頑張ったりする。そしてなんとかその苦しみを乗り越える。苦しい時の笑顔は心がズキズキして痛かった。無理に笑っていると心が疲れるので最近はしていない。
苦しいことがある一方で、楽しいこともたくさんあるものだ。
大したことない友達のモノマネで涙が出るほど笑ったこととか、壮大な景色に文字通り息の飲んで感動して眺めていたこととか、スノボーをうまく滑るためにひたすら練習しまくって動けなくなったこととか。それも山のようにあった。
心の琴線に触れる出来事が起こるたびに、生きている実感が湧く。生きていたいかどうかは別として生きてる実感を噛み締める。何かしていたらその分だけ、いろんな出来事が起こるし、何もしていなかったらそれだけつまらない日々になる。
生きていたいとか、死にたいとか、考えてないけど、生きているうちは目の前の出来事を楽しみたい。生きることをそんなに考えすぎずに、笑い話が増えたと思って生きればいい。
無理に考えすぎず、物事を純粋にワクワクしながら取り組んで、失敗したり成功したり、考えたりする人が増えて欲しいと思った。
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