人生ちょっとビビっているくらいがちょうどいいかもしれない
某会社のインターン。ここではミーティングのファシリテーターを務める時がある。ミーティングのグループは非常に仲の良い人同士で常日頃から連絡を取り合う仲。その日も毎週ある定例ミーティングがあった。
なんの気もなしにミーティングを開催するためにzoomを開いたのはいいが、ふと、今日のミーティングの内容が決まっていないことに気がつく。
「やば」
心の中でそう思いながら、ミーティングを開催。当然、今日の議題について指摘される。とっさにその場の勢いで議題を捻出し、話の方向性を見つけたり、誰かに話を振って意味のあるミーティングにすることは、できた。
自分の中では40点くらいだ。残りの60点はというと、当然事前準備を怠ったこと。ミーティングを終わってから、話しておくべき内容がまだあったことに気がついたり、今日話さなくても問題のない議題を扱ったりと後悔が残る。
ゆるゆるとした気持ちが仇となった。それくらい性格に出やすいのだ。
今日は研究室の勉強会。僕が担当する日ではなかったが、この4月から研究室に配属されたばかりで何が起こるかわからないと思い、今日話し合う分野について事前に予習をしようと思った。自分にしては珍しかった。
当日、予想が当たったかのように担当していないにも関わらず話題が僕の方にも飛んできた。僕は予習もしていたので質問にも答えられたり、意見をぶつけることはできた。僕の同期は少しタジタジになりながら参加していたのが横目で観察できた。
外的要因ではあったけれど、自分の先読みした行動が一つの成功につながって嬉しくなった。多分これは偶然でそう何度も起こることではないだろう。
僕の心の中にある"チョットコワイ"が僕を助けてくれた。
"ぬるま湯に浸かっているといつか茹で上がってしまう"から、ちょっとだけ火傷するかしないか、そんな瀬戸際を攻めているくらいが自身を駆り立てる。
警戒しながら予防線を張って、対策を立て、もしもの時に立ち向かえるようにする。その武器の数、知識の数が戦場できっと役に立つ。
なんの話かわからなくなってきた。
つまり、いつまでもぬるま湯に浸かっていても時間が過ぎてしまうだけだということだ。
訪れてくださり、ありがとうございます!