セジマールの作り方その⑤ 少年期後期2(11歳〜12歳)
はじめまして、noteへでの初記事ということで
しっかり目に自己紹介をさせて頂きます。
の第5回目。
1回目はこちらになります。
https://note.com/sejimarl/n/nd4358d9fa824
おそらくこのページに来られた方は僕本人から無理矢理URLを送りつけられて、仕方がなくご覧になられている方がほとんどだと思います。
せっかくの機会なので、その人の貴重な時間を精一杯無駄にしてやろうと思ってますので、しばしお付き合い下さいませ。
無駄にに冗長され、読みづらいヒストリーとなります。どうぞ
少年期後期(11歳〜12歳)
・秘密基地
僕の地元(団地ばっかり)には「粗ゴミ置き場」というコンクリートで固められたのみのスペースが点在しており、今のよう”粗ゴミは粗ゴミ収集の日にしか捨てないで下さい”みたいなルールはなく(あったのかも知れませんが)住民の皆さんが思い立った時に無秩序に色々なものを投棄する。という習慣がありました。
その粗ゴミ置き場にはタンスやゴルフクラブ、テレビや化粧台、鉄パイプ等が常に投棄されていて、僕らにとってはまさに宝の山でした。
前回の投稿でご紹介させて頂いた通り、僕の地元は山に囲まれた地域なので、僕らはタンスやらベッドやら、謎の木の板などをせっせと山へ運び、”秘密基地”を日々建設していました。
持ち込んだタンスへ粗ゴミ置き場からゲットしたゴルフクラブや鉄パイプ、山で手に入れた”ちょうどいい真っ直ぐなカッコいい木の棒”などを保管し、武器倉庫と命名するなど、僕らは秘密基地ライフをエンジョイしていました。
・先生とのいたちごっこ
もちろん、秘密基地は秘密なのですが若干11歳の僕らの守秘義務意識やセキュリティの脆弱性はハンパありません。どこからか、先生の耳に情報がリークされ、しこたま怒られ、秘密基地は壊滅させられます。
しばらくは、大人しくしているものの、粗ゴミ置き場には常に宝物が補充され、僕たちの好奇心は刺激され、すぐに先生に見つからない新秘密基地の建設に乗り出します。以下は一例
○山の奥深地にある秘密基地(遠過ぎて資材が運べず空中分解)
○地面に大きな穴を掘り上からトタン板を被せ、その上に枯れ葉を被せカモフラージュした防空壕式秘密基地(スペースが狭過ぎてテンション下がる)
○木々の間にツタを結びまくってその上に段ボールを敷いたツリーハウス風秘密基地(雨が降ってデロデロになる)
○ペットボトルと発泡スチロールで作った船を作り、小さな池の対岸に渡らないと辿り着けない秘密基地(資材を運ぶ途中、船もろとも池に沈む)
潰されては作り、作っては潰されるいたちごっこを繰り返しながら、僕の創作意欲は培われていきます。
・モザなしエロ写真強奪事件
山の中で日々遊んでいるとよく目にするもの、それは「エロ本」です。当時の僕はまだ官能的な物に目覚めておらず、そんなものに興味を持っている奴がいれば「うわぁー!エロがおる!エロがおるー!うわぁ!キモっ!」みたいなイジメの対象になる文化もあったので地雷のように避けて通っていました。
僕の地元の小学校は「エロいもの」への拒否感が凄く、その当時放映されていた”セーラームーン”を見ているだけで仲間から軽蔑されるという非常に厳格なルールがありました。(後から聞くと実はみんなこっそりセーラームーン見てたらしいですが笑)
そんなある日、僕が一人で山で遊んでいると(この時は確か秘密基地のメンテナンスか何かだったと思います。)ポラロイドで撮影された変な写真を発見します。
拾い上げ、見てみると、なんとそこには男女が裸で重なり合い、局部がモロに結合してるモザイクなしの写真でした。(多分誰かのプライベート写真)
その写真を見た瀬島少年が感じたこと、それは
「可哀想。。」
実はこの当時、僕はまだセックスという行為の存在を知りませんでした。
ただ、親に買い与えられた「人体」という漫画調の科学の本から、精子と卵子が出会うと子供が出来るという知識は得ていたのですが、漫画の中の表現がシルエットの男女が抱き合い「ピッカーー」ってなってたので、キスをすることで口伝いに精子が移動すると勘違いしてました。
つまり、この写真を見て僕が感じたのは
「この人達、おチンチンの所が繋がったまま産まれてきてしまったんや、可哀想。」でした。
完全にベトちゃんドクちゃん状態。(分からない人はググってね。)
僕は大変なものを拾ってしまったと思い、とりあえず公園にいた年上の人(中学生くらい)に相談しました。
お兄ちゃんは「これはヤバい!」と言い放つと、僕からこの写真の出所を詳しく聞いた後、「預かる」という言葉を残し去っていきました。
少し長くなり過ぎたので、
「大きいお友達から、おちんちん見せて事件」や、「山火事事件」「人生初舞台に立ったお話し」などは次回にさせて頂きます。
長文お読み頂きありがとうございました。
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