ヘルメット被って突っ立ってる私
昔乗ってたバイクは、キックでエンジンかけるタイプのオフロードバイクでした。
たまに乗るバイクは一発でエンジンがかかることは稀だった。跨いだはいいが、エンジンがかからない。必死になってキックしても、汗だくになった後に諦めることも時としてあった。
そのことを思い出した。
今まで20年ほど、整形外科や接骨院などでのリハビリや後療法を含むボディケアに携わってきましたが、どれだけやっても自信は付かないんですよね、私。
どこを探しても「自信」は見つからない。
例えば
患者さんやお客さんの上がらない腕が上がるようになっても、本人が感じることが出来なければ評価はされない。
しかもセラピストの「あるある」だと思うけど、改善されてても「痛いところ探し」をされる方が多い。とあるポーズを取って「こうすると痛いんですよ」と言う。
そんな動き、普段の生活の中でしないですよね??(°_°) と思う。
なので、自信のある先生がいらっしゃると、私は素直に尊敬する。素晴らしい!本気で感動する。
そういう方たちにどう対処されてるのか、本気で教えてほしい。
…話がそれた…(ーー;)
えっと、つまり、言いたいことは、
『私はいつまで経っても自信がない』
ということ。
「バイクに跨っても、エンジンがかからないかもしれない」
という不安から遠のいた時もあったバイクの存在を思い出す。
新しいことを始めるときはいいのに、
それに跨って前に進もうとすると、途端に自信がなくなる。
「大丈夫なの?」と。
「でもさ」と、
今回は別の声が聞こえる。
「楽しかったよね!」と。
汗だくになって何度目かのキックてエンジンかかかった後の運転は最高に気持ち良かった。
バイクを押してもらってエンジンかけたり、
下り坂を使ってエンジンかけたり、あの手この手てなんとしてもコイツで出かけてようとしてたときも、最高に楽しかったよね。
…と。
そんなことを思い出した私は今、
ヘルメットを被ってバイクを眺めているあの時の状態のような気がする。
私は世の中から不定愁訴、慢性の症状で悩む人がいなくなってしまえばいい、と思ってます。