1000%人に頼ってキャリコン合格~実技編~
こんにちは、ミライフのせじまです。
GWいかがお過ごしでしょうか。私は、やっっっと行けるとおもったフェスを、今回は自粛することにし、泣きながらこのnoteを書いています。
そんな感じで、時間もあるし、勉強でもするかと、資格を考えられている方もいるのではないでしょうか。先週、こんなnoteを書きました。
~筆記”編”~というからには、別の編があるわけですね。
そうです、国家資格キャリアコンサルティング資格は、
・筆記試験
・実技試験(論述試験、面接試験)
の2つから構成されています。
なので、今回は実技試験の対策について書いていこうと思います。
実技試験ってなーに
①論述試験
逐語記録という、面談時にキャリアコンサルタントとクライアントが話した記録を読み、数問程度の設問に対して文章を作成して回答します。(例えば、「このキャリアコンサルタントは、なぜこの発言をしたのでしょうか?」とか。)筆記試験を受けた日の午後に実施されます。
②面接試験
受験者がキャリアコンサルタントに扮して、試験官が見ている前で、15分間キャリアコンサルティングを実際に行います。その後、キャリアコンサルティングに関する口頭試問を5分間受けます。
※キャリアコンサルティング資格は、JCDAとCC協議会という2団体が運営しており、実技試験については見ているポイント・出てくる設問が異なります。(筆記験の問題は全く一緒)難易度や合格率は、正直そこまで変わらないのですが、スタンスに違いがありますので、事前に調べてみてください。
どうやって対策するの?ー論述
私はひとまず、こちらの教本にお世話になりました。
論述・面接ともに、詳しく解説を書いてくれています。また、JCDA・CC協議会それぞれの論述問題を載せてくれているので、これを読んでいれば事足りるかと思います。
論述試験については、こちらのテキストの問題を2周やって、解説を読み込みました。加えて、公式HPに掲載されている過去問を解いてみて、ネットにプロの方が公開している模範解答を見て答え合わせをしました。奇抜な問題が出るわけではなく、”どう書いたら抜け漏れが無いか”が抑えられれば問題ないとおもいます。
どうやって対策するの?ー面接
面接、つまりロープレの対策は、必ず誰か(できればキャリコン以上の有資格者)とやってみることをおすすめします。
私の場合は、現職の方々にロープレに付き合っていただき、的確なフィードバックを得ながら臨みました。ロープレをお願いした有資格者とはこの方、まっさんです。ホルモン研究家としての顔だけではなく、キャリアコンサルティング技能士(2級)をお持ちです。
実際にやったのは3パターン
①マンツーマンでロープレ
最初は、まっさんとのマンツーマンで、ロープレをお願いしました。実際に私のキャリアコンサルティングを受けていただくことで、態度や姿勢に問題ないかなどをチェック。また、私との対話から、実際に受けた側にどんな感情がうまれてくるかなどをフィードバックいただくことで、展開の仕方の改善につながりました。
ただ、このやり方だと、演じつつ・覚えつつ・記録しつつ、という形でまっさんの負担が大きいため、改良をしたのが②です。
②マンツーマンでロープレしているところを、オブザーブしてもらう
人材紹介経験者であり、今もCA面談をバリバリやっているミライフメンバー・ゆっきーなにロープレの相手をしていただき、その様子をまっさんにオブザーブしてもらいました。このやり方は、本当に本当におすすめです。
15分みっちりオブザーブしているので、細かい修正すべき点もすべて拾っていただいて、フィードバックをいただきました。私はヒアリングに癖があり、どうすればより良い展開になるのか?がなかなか掴めなかったのですが、「こういう言葉なら受け止めやすかった」「ここはもう少し感情を味わったほうが良かったね」など、たくさんヒントをいただいて、キャリアコンサルティングの展開方法を深めていきました。
また、私から事前に簡単な設定のお題(育休中のママさん、等)を出していたのですが、それに対してまっさんが大量の裏設定をつけ、ゆっきーなにインプットしていただいたことで、より実践的な練習ができました。
※①、②に関しては、すべて録画を行い、2回くらい見直して、「こういえばよかったな」というのを復習しました。本当に出来なさ過ぎて見返しながら赤面してました。
③私に対してまっさんからロープレをしてもらう
個人的に一度誰かから逆ロープレしてもらうを強くおすすめします!『良いキャリアコンサルティングを受けると、こんな感情になるんだ』というのを、自分自身が知っておくことは、とても大事なことだと思います。
実は、逆ロープレをまっさんにお願いをしたのは、②のゆっきーなとのロープレがあまりにも上手くいかず、混迷を極めたのがきっかけでした。
実際にまっさんに逆ロープレをしてもらった時に、一つの問いかけでものすごく気づきが深まる感覚や、話していくうちに不安から解放されていく感覚をリアルに体験ができました。実際に自分がクライアント側に立つと、どんな言葉が刺さるのか、などが非常にリアルになりました。
そして純粋に、「うわーこういう感覚に、私のキャリアコンサルティングでもなってほしいな」と思いましたwこれは、キャリコン試験だけではなく、日々の面談の意識にもつながりました。
まとめ
ということで、まっさんとゆっきーなにたくさんロープレにお付き合いいただくという、1000%人に頼る形で実技の準備を進めました。
あとは、上に載せた実践テキストに過去のクライアントの題材(論述試験のほうですが)が14回分載っていたので、その人物の相談しそうなこと、それに対してどう展開するか、を頭の中で妄想しつつ、メモに書いてみる、という自主ロープレもしてみました。
正直、実技試験は最後まで不安な中臨んだ形となり、実際合格点も結構スレスレでした。もし、もう一回受けなきゃいけなくなったときは必ず課金しよう、と思っていました。。笑
なかなか「これならいける!」という感覚もつかみにくいものなので、面接試験対策だけ何かの講座を受講するのも良いと思います。
もし、(こんな独学でよければですが)質問などあれば、twitterなどで聞いていただければと思います。受験目指す皆さんにも、幸あれ!
むすび