一からわかる自由民主党
一からわかる政治とニュース 第三回の今回は自由民主党について解説していきます
皆さんは下のシンボルマークを見たことがありますか?
出典 自由民主党ホームページ自由民主党について より
このシンボルマークは、自由と民主とそれを守る自由民主党を意味しています。
今回はこの自由民主党(以下 自民党)について一から解説していきます
①自民党の概要 ②自民党の歴史 ③現在の自民党について このnoteではこの3点を中心に解説していきます。
まずは ①自民党の概要 です。
自民党は中道右派に位置する党で1955年に結成されました。
右派って何?という人は 一からわかる日本の政党 をご覧ください。
議席数は、衆議院が264議席(57%)。参議院で108議席(44%)を獲得しています。
つまり衆院においては単独過半数を獲得しているということです。
②自民党の歴史
自民党の初代総裁は「鳩山一郎」です。
鳩山一郎は民主党政権下で総理大臣になった鳩山由紀夫(現 鳩山友紀夫)の祖父にあたります。
自民党が結成された年(1955年)国会の議席割合は、自民党が約2/3を占め、その他野党が1/3を占めていました。
これがいわゆる「55年体制」です。
しかし1993年、新党さきがけを含む8つの党が結集して細川護熙内閣が誕生しました。
つまり約40年続いた自民党政権が終わったのです。
これが自民党が初めて政権を失った瞬間でした
次に自民党が政権を失ったのは2009年
民主党が308議席を獲得し、与党第一党になりました。
一方自民党は119議席と野党第一党になりました。
2012年、ふたたび自民党が政権を取り戻すと総理大臣になったのは安倍晋三 第25代自民党総裁です。
安倍政権は2,824日間続くという長期政権となりました。
2020年9月、安倍 第98代内閣総理大臣が持病の悪化により辞任することになったため第99代内閣総理大臣に菅義偉総裁が選出されました
2021年10月、自民党総裁選で岸田文雄氏が第27代自民党総裁に選出されたのち、第100代内閣総理大臣に選出されました。
2021年10月に開催された衆議院選挙で自民党は単独過半数を獲得しました。
③現在の自民党について
※ここでは総理大臣ではなく総裁という書き方にしています
岸田文雄総裁のことは一度でもニュースや新聞なので見たことがあると思います。
詳細はこのサイトをご覧ください。自由民主党 役員
ここでは一部の方のみご紹介させていただきます。
まず総裁に岸田文雄 氏 総裁は自民党の中で一番偉い人で、ほぼ100%総理大臣になります。
次に幹事長 茂木敏充氏 幹事長は国家対策委員会 副幹事長 人事局 政治論理審査会 コンプライアンス室 政務調査会などなどいろいろなところとつながっています。つまり重要なポストだということです。そのほかの人は自由民主党 役員をご覧ください。
現在(2021年) 自民党は公明党と連立をしています。
連立とは簡単に言えば協力しているということです。
では公明党とはどんな党なのか。かつて自民党から政権を奪った民主党。その意思を受け継いだ立憲民主党とはどんな党なのか。
随時解説していきます。
<次回>
一からわかる民主党と立憲民主党