フォトグラファーの料金
フォトグラファーになりたい方へ。
今の撮影料の相場はいくらくらいだと思いますか?
実際のフォトグラファーの撮影料はこのような感じです。
駆け出しの方だとこれより少し下がるかも知れません。
もちろん人気のある方やベテランはこれ以上の金額を請求できると思います。
<実例>
・七五三・お宮参り・家族などの撮影 1h 15,000円程度
・ウエディング(下請け)
式のみ 15,000円程度
式&披露宴 20,000〜50,000円程度
・幼稚園などの撮影(下請け) 1日 10,000〜20,000円程度
*ウエディングや幼稚園などのプリンの納品なら8万円〜30万円くらいの売り上げになります。
つまり、月20日幼稚園の撮影をしても20万円にしかならないことになります。しかも、カメラマンの仕事は撮影だけではありません。納品のため、現像処理が必要です。時給換算すると1000円にも届かないことが普通です。
相場はこれからもっと下がる傾向にあると思います。コロナ禍で、ウエディングフォトグラファーや歴戦のコマーシャルカメラマンがあぶれているのです。彼らが日銭を稼ぐために、いろんな仕事に参入してくるでしょう。
では、どのようにして満足する収入を得るか。
①営業力を発揮する システムを構築する
②特殊な技術を習得する
③独自の価値を生み出す
④集客力をつける
①を具体的に説明すると、「幼稚園との縁故を作ってキックバックをして関係性を確固としたものにする。イベント撮影の元請けになってカメラマンを募集して撮影をさせる。」といったビジネスモデルだと思います。 従来のビジネスモデルで、これからは難しくなると思います。
私はこの方法だと普通のビジネスマンと変わらないので心が惹かれませんでした。
②しばらく生き残れそうなのがこちら。高度なスタジオ撮影、高度な動画・ドローン撮影、高度な動画・写真編集などです。
③これができれば生き残れるでしょう。アート作家としての地位を確立する。企画をする。などが、こちらに該当すると思います。
④ファンを増やす。日本の場合、カメラメーカーがほぼ日本なので、カメラメーカーに集客力のある写真家、写真講師であると認知されると、写真家としての地位が築けます。
撮影実務をやってみてこれらにことにすぐに気付きました。事務職や管理職になりたかった訳ではないので、②〜④を目指すことを徐々に行なってきました。
プロを目指す方のための指導もしているのですが、参加者の方に最初に伝えるのが、この話しです。
機会があれば、より詳しく記述してみたいと思います。
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