風穴をあけろ！50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡②幼稚園～小学校低学年編　SEiZI/晴志

子供の頃の記憶ってみんなにはどんなことが残ってるんだろう？と考えてしまう。

いい思い出？きっとあったんだろうなぁ。
覚えてるのは、
いたずらして注目受けたこと。
先生に怒られたこと。
失敗したこと。

記憶に残っていること。
俺は数えるほどしかない。

1つ目
幼稚園にて
「先生おはようございます。みなさんおはようございます」
の合唱の最後になぜ？か、上履きズックを飛ばして、一番前のテレビの上の花瓶をひっくり返して廊下に立たされたこと。

立たされた廊下から何度も、扉の隙間を開けて、中を覗いて、
「ズック！」と叫んでた。
その度にみんながクスクス笑うのが嬉しかった。

2つ目
同じく幼稚園にて、みんなが前を向いて歌う中、俺は一人後ろを向いて
「大好き」だったS村くんの服の中に小さく丸めた粘土をいくつもいくつも入れていた。その後、「大好き」なS村くんの頭に粘土をたっぷり塗りつけて、取れなくなったので「大好き過ぎて」S村君の髪の毛をハサミでバッサバッサ切った。
そして、また廊下にたたされた。

その後は一緒。
立たされた廊下から何度も、扉の隙間を開けて、中を覗いて、
「粘土！」と叫んでた。
みんながキャッキャ笑ってくれた。
（俺は親父の仕事の関係で転校を繰り返したので卒園してからS村君に会ったのは中学3年の時。めっちゃヤンキーになってて一度も声をかけられなかった。誤りたかったんだけど・・・。）

3つ目
小学校1年生の時、なぜ？か、クラスの机の並べ方が「コの字」だった。
みんなの顔がみえるし向こうからも見えるのだ。
俺は両方の鼻の穴に鉛筆を突っ込んで、みんなを笑わせていた。
何を思ったのか、俺は首を振りまくり、鉛筆を机にぶつけ、俺は鼻から血を吹いた。
机の上は血で真っ赤だった。
みんなも先生も大騒ぎするのがすごく嬉しかった。

4つ目
プールの時間が終わって、間違えて女子更衣室に入った。
これはウケを狙ったわけでもなく、素で間違えた。
大騒ぎになった。
これが、また、なぜ？か「トラウマ」のように俺は中学生くらいまで引きずることになるのだ。
あのときの女子たちの悲鳴は忘れない。

5つ目
鉛筆を素手でチョップで折ることにハマった。
何本も何本も折れた鉛筆が落ちてることから、先生が犯人を探す。
俺は素直に手をあげた。当然のごとく全くウケなかった😂
その後、警察に連れて行くと、校内じゅうを先生に連れられて回った。
その後はよく覚えてないのだが、「悪いこと」だということ、「悪いことをすると警察に連れて行かれること」は理解した。

でも、なぜ先生が校内じゅうを連れて回ったのかは
未だにわからない。

先生、何がしたかったの？？？

俺の小学校低学年までの記憶はこの程度。
こうやって考えると、とにかく「注目されたかった」「笑わせたかった」
そのためなら、自分も人もなんでも「犠牲」にしてたし「体を張った」のかもしれない。

俺は完全に問題児で「ちょっとおかしな子」として認識されていたのだ。

我ながら「イタイ子」だ😭