漫画感想日記~終末のワルキューレ~

コミックス既刊1~2巻
原作 梅村真也 作画 アジチカ 構成 フクイタクミ
マンガ大賞で5位
月刊コミックゼノンで連載中

○ 天界で行われる神と人類の戦い
天界には世界中の神話に出てくるような神様ともうすでに他界した人類などが住んでいるという設定。
⚫️何故神と人類が戦うのか?
○ 神様が人類は滅亡すべきと会議で決めた。
→ワルキューレと呼ばれる神様じゃないっぽい軍団が反対する。
→人類滅亡をかけた勝負をしましょうと提案。
→13対13の戦い(物理)になる。
○ ワルキューレは人間側で、神に対して反逆しているという立場。

◼️ 選ばれし13人と13神
▽ 私はあまり歴史に詳しくないが、作中で対決が既に終わっている2人に関しては名前は聞いたことあった、逸話なども知っている人物だった。
○ 神様サイドの登場人物
▽ 昔、少しだけパズドラをやっていたので、神の名前は何となく聞いたことがある。(オーディン、ゼウス、アポロン、スサノヲなど)けど神話はわからない。
○ 1巻の最後に今後の大戦に登場するであろう出場者名簿がでてくる。

◼️ 対決シーン
○ 対決は天界のヴァルハラ闘技場。観客席があり、観戦できるようになっている。
○ 対戦選手はプロレスや昔のK1のような煽りで入場→観客がわく
⚫️完全に格闘技の番組を意識して作られている。
⚫️板垣恵介作「グラップラー刃牙」シリーズに似ている。(対決中のナレーションベースの解説や煽り時の「ゥ」などのちっちゃい母音の使い方など)
○ 出場選手が1巻時点で既に紹介されている。
漫画でみたい夢の対決を想像させるつくり。

◼️ ネタバレあり感想

○ 対決までのテンポのよさ
▽ 対決シーンを早く見せたいという作者の意図が見える。
○ 一回戦に「呂布」登場
▽ 中国最強を一回戦から投入。描きたいものや造りたいものを重視している雰囲気が伝わった。表紙が呂布だったんだな。
○ 一巻の最後に今後の登場人物
▽ これも今後の「みたい!」を煽る仕組みのようだ。歴史や神話に詳しかったらもっと面白いし期待感が持てるんだろうなと思う。個人的に好きな人選は人類側「佐々木 小次郎」や「沖田 総司」。
「坂田 金時」は知らないので調べてみようと思った。
神様側に「ハーデス」いないのが意外。もしかしたら大戦後に全てを滅ぼしに来るのかも。
▽ アニメ化を意識していそうなテンポ。大体1巻に一勝負決着がつくような構成になっていて個人的に好き。
○ 2回戦はゼウスvsアダム
▽ え!?もう登場するの!?と思った。コミックスの表紙で大体わかってしまうが…。
▽ アダムが登場時ミケランジェロのリアクションがなかなかいい。

★ バトル漫画はいつの時代も面白い作品が多い。
★ 対決して勝った負けたはわかりやすくていい。
★ 今後の展開の先出し感がワクワクさせる。
★ 主人公が成長して…という少年漫画的な要素はないけど、神話や歴史が少し身近に感じる作品。
★ 漫画気持ちよく読むために少し勉強しようと思った。

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