ロン毛のマルタ生活24
2021年4月にマルタ島に来てから10ヶ月が経ち髪も伸びてきました。
マルタ島のワイナリーに行ったとさ
『Marsovin Winery』
"マーソビンワイナリー"と発音するのか"メイソビンワイナリー"と発音するのか分からん。
英語むず。世界中のみんなが日本語しゃべったら良いのになあ。
パオーラという地区にあるワイナリー、1919年に設立され203年目を迎えるこのワイナリーは当たり前のように渋い。ワインって渋さが大切っていうしな、、、
マルタに来た当初、イタリアにも近いしワイナリーなんて巡ったら素敵じゃんと思っていたが人間興味がないものには手が伸びないもの。友人でありここ最近同僚になったYUSUKE君、ワインに詳しいのでYUSUKE君に導かれ今回ようやくワイナリーに行くことになった。
一応言い訳させて欲しい。
ワイナリーに中々行かなかった理由は
・忙しい(実際ウソ)
・ワイン興味なし(なのにナゼか好んで飲む)
・英語で説明聞いても理解できん(日本語でも多分覚えない)
こうゆう理由が並びます、人間って出来ない理由ややらない理由っていくらでも出てくるんですね、こわいこわい。
YUSUKE君はワインに詳しい且つ英語ペラペラなのでオザキにとっては通訳です。なのに説明聞きながらウンウン頷いてた自分が怖い。
必殺:分かったフリ
さておき、今回我々が申し込んだワイナリーツアーはこちら!
ワイナリーの歴史やワイナリーの内部見学、全体で2時間弱のツアー€40でした。高いのか安いのか分からないですが特別な体験なので良しとします。結局体験や経験にお金を使うのが一番納得できるんです(そう言い聞かせる)。
内容はエントランスホールでワイナリーの歴史を聞き、飾られている様々な絵画や写真の説明をしてもらいます(多分)。
牢屋のような扉から狭い狭い階段を下ると歴史が詰まるワイン樽の貯蔵庫にたどり着きます。あの狭い螺旋階段、身体デカイ人絶対通れないでしょって思ったけど。
樽のことや温度のこと、湿度のこと、立地のことなど説明されてましたが僕は必死に写真撮ってました、聞いても分かんないな〜と思ってたので。笑
奥に進むとワインボトルがズラーっと。あ、これ見たことあると思ったらNetflixのEmily in Parisで出てきた光景。
このシーンね。でもなんでこれやってるかはオザキ理解できなかったです。そこを抜けるとボトルにコルクを入れる機械がありました。瓶に入る前のコルクの太さにびっくりしました、まじで。これはワイナリーに行ってみたほうが感動度合いが大きいと思うので是非行って見てください。
出来上がったワインの貯蔵庫に入ると素敵な空間が広がってました。我々のために用意されたテイスティングゾーン。
グラスが4つにおつまみ(アペリティフと言うらしい)のチーズや生ハム、スナックなどが用意されてました。
白ワイン・ロゼ・赤ワイン・赤ワインの順番でテイスティング、一杯一杯注いでもらい歴史や味などを説明してくれました(多分)。オザキはワインの味に詳しくないので「これはフルボディだな〜」みたいなコメントができません。心の中で「ん〜ワインだな」って思ってました、失礼すぎるwwwww
全部美味しいと思ったんですが冷静に4杯は酔っ払う案件です。4杯ってお店でも中々飲まないんじゃないの?しかもまあまあ並々に注がれて2杯目くらいで酔っ払ってフワフワしてました。でも調子乗ってワイングラスをグルグル回してみたり香り嗅いでみたり口の中でズルウウウと味わってみたり、、、出ました
必殺:分かったフリ
です。英語でもワインでもこの必殺技は有効です。
4杯分のテイスティングを終えた時にはもう味とか歴史とか脳みそのどっかに逝ってしまいまして、非常に気持ちよくなってました。あざす。
もちろん、ワイナリーだってビジネス。試飲したやつは受付で最後購入できるようになってます。特別空間で特別体験をしワインを飲めば財布の紐は緩みます。
あたかも大金持ちかのように皆んな買っちゃいますよね、オザキも勿and論。
と思いきや、オザキ選手ナゼか財布の紐が緩まっていないという破天荒っぷり。本当にワインに興味がないことが出ちゃってました。
その代わりにここのワイナリーが作るオリーブオイルを買いました。自分用では無いです、お土産です日本への。"マルタ島のワイナリーが作ったオリーブオイル"と言えば母ちゃん世代は誰でも喜びます。虎視眈々と母ちゃんにゴマを擦る準備です。それでも小さい瓶で€15くらいしたので高価なオリーブオイルです。喜んで欲しいものです。
そんなこんなで楽しいワイナリー見学ができました。イタリアやスイスのワイナリーも行ってみたいな!!!!
ただワイン飲むだけの人になっちゃうけど、頷くことはできる。
必殺:分かったフリ
世界はでっかい、俺は小さい。
note by オザキ