ルフトハンザ航空の便がキャンセルされて600ユーロ貰った話
600ユーロの補償金を獲得したオザキことOZAKIです。
なぜ補償金が貰えたのか?
事の発端は2024年2月に遡る。
2023年10月~2024年2月まで日本に滞在してたオザキ氏。2月19日の羽田⇒フランクフルト⇒マルタでマルタに戻るつもりだった。2月19日出発は夜、当日の朝起きると一通のメールが。
ベットで眠い目を擦り(前々日は朝4時に帰宅したため鬼の寝不足中)ながらメールを見ると
「あ、飛行機キャンセルになってる」
お世辞にも賢いとは言えない頭脳だけども、飛行機がキャンセルされたことは英語で読み取れた。
「ん~眠いからもう一回寝よ。」
おやすみagain。
そうして我のフライトキャンセル補償金への道は始まった。
高額600ユーロという金額
昨今、円安円安円安円安と世間は円の価値がダダ下がりしていることに大騒ぎ。さらに物価高騰というダブルパンチで、ボコボコに殴られる始末。ニッポンジンミンナタイヘン。って聞こえてくる。
そんな中、わたくしオザキはというと、円安最高!600ユーロ、めちゃ最高じゃん!って感じ。ミンナデアイツシバコウゼと聞こえてきそう、怖い怖い。
600ユーロ=96,084円
今回保障された600ユーロは日本円で銀行に振り込まれ、9万6千円という大金をゲット。
ダンケシェン!
ルフトハンザへの申請方法
これね、勝手に振り込まれてくるわけじゃないからね。こうゆうのって結局手続きが面倒だったりするよね。補償や払い戻しとかって。後回しにされたり時間かかったり。
申請方法はルフトハンザ公式ホームページのサポートページから申請(2月25日)
ここね
https://www.lufthansa.com/jp/ja/compensation-in-the-event-of-flight-irregularities
必要事項入力すると、メールで返信が来る。このステップは1日か2日でくる。
サポートチームから追いでメール来たから返信(4月22日)
承りました。補償金の振込先を送ってくれとくるので返信。このメールが来るまでに2か月かかっています。かかりすではないでしょうか?笑
ちなみに2週間たった時点で一回サポートに電話した。今処理中だし、最長2か月だから待ってくれって言われて大人しく待った。
マジで2か月かかってびっくりしたし。
補償金600ユーロの振込手続きが完了とメールくる(4月23日)
サポートからのメールに即返信すると翌日に振込手続き完了とお知らせが来た。期待できる!もうすぐや!
2~3週間で振込が完了すると言われた。
でも、
ここから更に焦らされます。
1ヵ月経ったけど来てないよ?メールをオザキ送る(5月23日)
2~3週間のはずだけど1か月経って何も入ってこないメールも来ないということで仏のオザキもさすがにメール送信。別に怒ってはないんだけどさ、怒ってはない?ただ知りたくて知りたく震える、、、西野カナ的な尾崎カナ的な。
もう1週間時間が欲しいと返信が来る(5月23日)
すっぽかさなければオッケーですと思い、オザキ震えながら待ちます。万が一2週間経っても来なかったらもう一度メールくださいと言われ。
え、2週間また待たされる感じ?と怖くなる。
遂に振込されました96,084円(5月30日)
やっときました、無事我の600ユーロ。しっかりと指定の日本口座に振り込まれてきました。
申請から振り込みまで実に3か月!
2月24日~5月30日までちょうど3か月、長い道のりを駆け抜けた。ありがとうルフトハンザ。ライバルはレース後に戦友となる。
補償される対象事項
ヨーロッパを飛ぶフライトには、EU261法という法律が存在する。
これは、遅延やキャンセルとかが発生した際に航空会社側が乗客に補償する制度。めっちゃ良いよね。日本だと、払い戻しか振り返便とかくらいだから。
対象のフライトはこの3つ。
今回のオザキの場合は、フランクフルト(ドイツ)⇒マルタ(マルタ共和国)だから❶に該当。
そして、この3つに該当した便は、飛行距離と遅延時間によって補償金が変わる。
フライトのキャンセルは飛行距離に適応される。
遅延とかキャンセルによって生じた支払いも対象になるよ。食事代や宿泊代、移動費や通信費、ちょっとした雑費も一応。だから全部領収書を取っておくこと!写メって送った。靴下とか下着とか洋服も対象になるらしい。
悪天候とか管制官トラブルとかはEU261法の対象外となるらしい。
我ながら超ラッキークッキーもんじゃ焼き
そう、今回は非常にラッキーでありクッキーでありもんじゃ焼きである。
ドイツはストライキが多いから、遅延とかはよくある話だけど、キャンセルは初めて。でも、他のドイツ便とかもキャンセルになってたりしたから、たまにあるのかな。
この補償知っておくと超良いよね。しかも、時代は円安。よりラッキー。
時間と場所に捉われなければキャンセルもありがたいって話
でも、仕事の休みを取ってバケーションで言ってた場合、こんなフライトキャンセルで日程変更なんてなっちゃったら嫌だよね。有給追加しなきゃいけなかったり、会社に連絡しなきゃとか色々ストレスになるよね。
宿泊場所どうしようかとか、その他諸々めんどい。
オザキはここも非常にクッキーラッキーもんじゃ焼き。
仕事がフルリモートだから、焦りは一切ゼロ。むしろ、久々に実家で超ゆっくりできて嬉し~って感じだった。準備も万端にできたし。
時間と場所に捉われないフルリモート的な働き方の真骨頂だよね。有給がもう無くてどうしてもいち早く帰らなきゃいけないとかなると、追加でお金払って違う便で遠回りして帰るみたいなオチになっちゃうもんね。
結局我の場合は、2日後に到着がズレたわけだけど、伸びた滞在期間中に仕事してたから、特に支障もなく。変化はほとんどなし。
フルリモートで良かった~!!!
あ、オザキ普通に仕事ちゃんとしてます。絶賛サラリーマンライフ満喫中!
こんな素晴らしい働き方があったのか~って思うよねえ。マルタに行って良かった!
日本行きのフライトはルフトハンザがベスト?
補償対象だの、キャンセルだの、遅延だの、飛行時間だの、色々考えて、マルタと日本を結ぶ国際線はどの航空会社がベストなのだろうか?
答えを検証してみたぜ。
答えは、ターキッシュエアラインズ。
あ、でも超大事なことがある。ターキッシュ航空は、このEU261法が対象外となるんだ。
日本とマルタを繋ぐターキッシュエアラインズは、日本ーイスタンブールーマルタとなっている。イスタンブールがあるトルコはEUではない、それはつまりターキッシュエアラインズはEU圏内の航空会社ではないとういこと。
EU外からEU内に向かう便だけど、ターキッシュはヨーロッパを拠点とする航空会社ではない。
つまり❸にも当てはまらない。
これがかなり悲しい現実。ちなみに以前、オザキの家族が乗る予定だった「イスタンブール⇒マルタ」がキャンセルになった。
代替え便は用意してくれたけど、アテネ経由になり到着も大幅に遅延。これでもEU261には全く該当せず補償はゼロ!
マルタと日本だったら個人的にはターキッシュが一番早くておすすめだけど、唯一これだけがデメリット。
補償金の600ユーロは米国株に全ぶち込みでもするか
9万円の使い道は、米国インデックス株に全ぶち込みだな。最近乗ってるNVIDIAでもよいのか?それともBTC?日本株?
それともそれとも、宝くじ?競馬?飲みに行く?高いホテルでも泊まる?生活費?自分へのご褒美?
使い道はどこへ~???
ヨーロッパ旅行はLCCのライアンエアーがメイン
ちなみに、ライアンエアーもEU261法が適用されるって知ってた?すげーよな。格安航空なのに。
我、一度恩恵受けたことあります。
フランスに行った際、帰りの便が5時間30分遅れたため、補償受けました。
54ユーロで購入した往復チケット、補償で250ユーロ貰い、プラス収支で旅を終えた経験があります。笑
その際のフランス旅行がこちらです。
note by オザキ