ロン毛のクロアチア旅行(スプリット・ブラチ島・コルチュラ島・ドブロブニク編)
マルタ島の良いところはヨーロッパが近いことです(マルタもヨーロッパですが)。ということでLet's go,クロアチア🇭🇷
クロアチアを知っておこ!
クロアチアはアドリア海に面する歪な形の国。漢字では『克羅地亜、呉呂茶』と表記するらしい、むず過ぎだろ。第一次世界大戦を経てセルビア・クロアチア・スロベニアの3カ国が合併する。1929年にユーゴスラビア王国に改名。そこから紆余曲折あり色々起こりあっちこっちに行きあーだこーだなり1991年に独立する。色々あったらしい。独立してから32年、まだまだ若い国なのかな。なのにサッカー強いよね。
首都はザグレブ、内陸にある。言葉はクロアチア語で通貨は2023年からユーロが導入された。なので私は旅行がしやすい。スポーツはサッカーが一強だろうな。バスケもまあまあ強いらしい。サッカーは2018年W杯にて準優勝、続く2022年W杯は日本を下し3位入賞。つっよ。サッカーで思い出したけどクロアチアの選手の名前がおもろいと話題になった。
国旗はみんなイメージ付きそうね。おはようはクロアチア語で"ドブロ・ユートロ"と言うらしい。これだけ覚えておこう。
さあ旅の本題いきま〜す!
目的地はクロアチア4つの街
今回我々が旅に出かけたのはクロアチアの2つの街と2つの島。アドリア海に面した4箇所へレッツゴー!
マルタからクロアチアのフライト
行きのフライト
帰りのフライト
フライトの金額は恐らく200ユーロくらいだった気がする。忘れちゃった。
夏のヨーロッパ、フライト遅延キャンセル祭り
昨年の春夏秋はヨーロッパ中のフライトが遅延したりキャンセルしたりと慌ただしかった。サントリーニ島行った時も喰らった。そして今回も、、、
18:30発のイタリアン航空。チェックインしに行ったら
「もう飛んだよ。」
って言われた。
「ん?」
「いや君たちの座席見つかんないし。」
「ん?ん?」
「いやしかも午前中にその便飛んだよ。」
「ん?ん?ん?」
もう飛んでたらしい。笑
誰がその話納得すんねん。笑
我々、予約サイトのKiwi.comで予約してたわけなんですけど、イタリアン航空からもKiwiからも連絡がなく、フライト時間が事前に変更されていたようで。そんなのダメでしょ。笑
イタリアン航空の窓口に行くも本日の営業終了と。逃げるなし。笑
まあでもしょうがないから、ローマまで行けば夜のスプリット行きに乗れるぞと思いマルタ航空のローマ行きを急遽購入するも、そのフライトも遅延してて乗り換えが間に合うか際どい。チケット買っちゃったけど払い戻し。
予約のフライトは諦める、払い戻しまたはチケット補填してくれるはずだから新しいチケットをググる。
結局今夜中にいけそうな便は発見できず、時すでに18時。最終的にゲットできたチケットは”マルターバルセロナースプリット”という鬼の遠回りルート。しかもバルセロナで5時間ほどの空港泊。勘弁して。
友人はバルセロナまでのチケットは取れたけどスプリット行きは満席で取れず”マルターバルセロナーアテネードブロブニク”という大移動。
帰りの便も当たり前かのようにキャンセル
帰りもしっかりキャンセルしてくれて”ドブロブニクーザグレブーローマーマルタ”へ変更。お昼予定が早朝便に変更になり地獄。
旅にアクシデントは付き物
らしい。そんなの嫌だ。
そんでもって勝手に時間変更になってたフライトの変更チケット代金は返金されませんでした。かわいそう自分。
スプリット(Split)1泊(1泊できてないけど)
結局スプリット空港に到着したのは朝9時。中心地から少し離れてる?ただ空港前にバスがあって6ユーロくらいでスプリット市街地まで行ける。あと、空港めちゃ綺麗だった。
午前中ようやく、前日入りしていた母ちゃんたちと合流。
お昼過ぎのブラチ島行きのフェリーに乗るのでそれまでスプリット観光。スプリットは海に面した街でオザキの好きな感じ。4世紀にローマ皇帝が造った宮殿の跡地でもあるため今は旧市街と呼ばれた観光地になっている。普通に素敵でビックリした。全部写真映え。ヨーロッパって感じ。
ブラチ島(Brac)
ブラチ島はスプリットからフェリーで2時間程度だったと記憶。チケットはオンラインで購入可能。大人1人63クナ(63HRK)、大体8ユーロくらい。2023年からクロアチアはクナからユーロへ通貨変更してるから今はユーロが盛んかも。チケットは一応プリントアウトしておくと良いかも。
ようやく到着、ブラチ島!めっちゃ爽やかでクールな島。ちなみにブラチ島も小さくはない。ボル(Bol)という街に滞在。
夕方到着し、滞在先のAirbnbへチェックイン。バルセロナ空港で生き別れた友人はまだ到着してない。港町のボルは涼しく小さな町でこじんまりしてるけど超おしゃれ。フェリーやボートも沢山停泊していて港沿いは最高にチルな空間。ワイナリーもあって来てた人たちみんな上品だったなあ。
24時間経過し生き別れの友人と再会。長旅お疲れ様。
ディナーは港の"Pumparela Restaurant"でカラマリとワインとステーキ、素敵。
翌日ブラチ島、最大の目的地"ズラトニラット(Zlatni rat)"へ。ここはゴールデンホーン(黄金の角)の異名も持つ世界でも屈指のビーチ。
ここは本当にやばい。透明度が抜群すぎて感動しちゃう。特徴は砂じゃなくて白っぽい石で構成されてるビーチ。だから砂もつかないし水綺麗だしで1日中いれちゃう。まあ是非見てみてください。マジやばいから。
なんだか居心地が良すぎてほぼ丸一日このビーチにいてしまい、そして最高な場所を見つけてしまい。それがこちら"Auro Cocktail bar"!!
ビーチクラブというかバーというか海の家というか、そんな感じなんだけど雰囲気と音楽が最高で作りも超洒落てる。夏なのに松の木で覆われてるから程よく陰ってて暑すぎずずーっと居られる。本当にずーっと居た。
歩いてノコノコAirbnbに戻る海沿いも超素敵で大豪邸が並ぶ通りも。
夕食は口コミ発見のレストラン"Konoba Dinko"へ。
翌日3日目もズラトニラットへ。笑
海に行きすぎな我々、そしてまたまたAuro Barへ。お気に入りになり過ぎてなり過ぎちゃって居すぎちゃって居すぎちゃって。でもマジでおすすめしたい。
夕方前のフェリーで次の目的地であるコルチュラ島へ。爆睡してたから何時間で着いたか覚えてないしチケットがいくらかだったかも覚えてない。
あと余談だけどクロアチアで飲んだレモンビールみたいなのが美味しすぎてほぼ毎日飲んだから紹介したい。
コルチュラ島(Corcula)
ブラチ島から爆睡しながらやってきたコルチュラ島。面積279平方キロメートル(奈良県奈良市と同じ、いや、知らんて)。島の総人口は16,182人(沖縄県北中城村と同じ、いや、だから知らん)。
そしてこのコルチュラ島は"ヴェニスの商人マルコ・ポーロ"が生まれた街としても知られている。ヴェニスにもコルチュラにもマルコ・ポーロの生家があるらしくどっちか本当か分からない。笑
ただ当時、コルチュラ島はヴェニスの支配下だったらしく、、、可能性あり。
島の中心地は右上にあるコルチュラというエリア。島の名前と同じ。上から見ると魚の骨みたいとも言われてるらしい。ここは城壁で覆われた旧市街で聖マルコ大聖堂や教会などがコンパクトにまとまっている小さな街。山のような地形になってるから階段や坂が多い。でも素敵。
到着し宿泊予定のAirbnbへ。なんせ坂と階段が多いからスーツケースでも運ぶのに一苦労。やっぱり古き良き雰囲気が残るヨーロッパは道も石畳だったエレベーターがなかったりで大変。生活めちゃ大変じゃんって思うよね。日本最高、筋肉いらないもん。
お腹も空いたし喉も乾いたから早速レストランへ。夏はバカンスで人気の島でもあるから人がいっぱい。旧市街の海沿いレストラン"Cupido"へ。
いやー夏はやっぱ雰囲気最高だなあ。ビール飲みたくなるよねえ。とにかく賑わいまくってて最高だし美女多いしキュートでセクシーだしサングラス必須、見ちゃうし。
さあ海へ行こうということでググった結果"La'Banya"があるビーチへ。小さなビーチがたくさんあるコルチュラ島。ここは小さなビーチクラブみたいになって良い感じ。この辺では少しお高めだけどバンガローもあり超チル。バンガローは1棟150ユーロくらいだった記憶、、、プロセッコにフルーツも付いて1日中居れる感じだからコスパは悪くない?
このLa Banyaまでも電話で予約するとカートで送迎してくれる。歩くには少し遠いから。でもオープンで超気持ちよかった。セレブ気分堪能、こうゆう時だけ。
というか海が超綺麗で感動の嵐。秘境感もあって最高に最高。母ちゃんはバタフライ練習してて草。
夕方前に戻り遅めのランチを"Konoba Aterina"して街ブラ待ちブラ。旧市街って素敵だよなあ。住みやすさはよく分からないけど旅行で来るとなんか感動。うわ~歴史感じるわ~って安っぽいコメントを残して。
小さな街だからディナー探しもブラブラしながら。本日は"SILK - Pan-Asian Fresh Street Food"にしたけど若干イマイチだった。
まあビールかち込めばオッケー。おやすみ。
翌朝早起きして朝散歩。旅行って夜まで飲みすぎたり夜更かししがちで朝結構寝ちゃうパターン多いよね。良いけど勿体なかったりするよね。
目覚ましかけて強制的起床して携帯だけ持って。朝散歩で違う素敵な一面が見れるの良いよね。
海見てたら飛び込みたくなっちゃったよね、水着じゃなかったから、、、しょうがなく、、、裸で、、、失礼します。
荷物を整理して少し待ちブラしてフェリーへ。ドブロブニクへのフェリーで座るために早めに並ぶものの既に行列。しかも超熱い。汗だく、みんな汗だく。しょうがないよね。しかもフェリー遅れてるしね。
ドブロブニク(Dubrovnik)
またもやフェリーで爆睡。ラストの目的地ドブロブニクへ到着。
ドブロブニクは"魔女の宅急便"の舞台ともされている素敵な街。いくつかの街が舞台にされてるらしくスウェーデンやポルトガルも。
1979年に世界遺産に登録されたアドリア海の真珠といわれる街並みの旧市街。旧市街は長さ1,900mの城壁で囲われている。その城壁の上を一周歩くこともできる。確か一人50ユーロくらいした気がする、高すぎてビビった。
ただそこからの景色はかなり良いからオススメ!オレンジの屋根が一面に広がる光景はポルトガルなどでも見れるけど是非!
ドブロブニクの港に到着し旧市街までは少し距離があるからタクシーをピックアップ。15分ほどで旧市街到着だけど車は中に入っていけないっぽくて旧市街の外で降りて荷物を持ち宿泊先のAirbnbへ。今回のAirbnbかなり良かった。見た目からは想像のできない中身の綺麗さとオシャレさ。ヨーロッパあるある。
まずは腹ごしらえでランチ探し。これまた雰囲気の良いレストラン発見しワインも飲んじゃおう。
街ブラしながら行ったり来たりして夕食の買い物へ。エアビーの設備が完ぺきだったので最後は自炊。やっぱ家の料理っていいよなあ、何もしなくていいから。笑
翌日、まずは城壁に行こう。世界遺産価格、バカ高い。一人50ユーロ(たしか)はえげつない。でも記念なので。
そしてお目当てのランチスポット"Restaurant Panorama"へ。ドブロブニクを見下ろせる絶景で有名なレストラン。山の上にあるからケーブルカーに乗って向かう。ケーブルカーはドブロブニク旧市街の外から。お一人様15ユーロ?くらい。
予約はなるべくしたほうが良い。崖側に座りたければ予約必須。予約したほうが良い、景色見たほうがいい。
ドブロブニクももちろん海の街、てことで海へ。城壁の海側から見える崖の間のバー的な場所が気になって行ったら昔インスタか何かで見つけた行きたい場所だった。
ここのバー"Buža Bar"超イケてるからオススメだけど激混みっていうのと行くまでの道が狭すぎる。でも夕日の時間帯は最高だし海も目の前は入れる。崖だからみんな飛込もしてる。我もした。
日焼けも海遊びもしっかりできたから帰って夕食。そしてビールかち込む。
翌朝、早起きしてモーニングへ。たどり着いた"Gradska kavana Arsenal Restaurant"でエッグベネディクトモーニング。涼しくて気持ちが良い。
街ブラして写真撮って歴史見てお腹空いたからまたご飯。ランチは"Lokanda Peskarija"でカラマリとアペロールスプリッツ。
そしてラストチャンスの海へ。世界遺産の街にいるのにすぐ海行く人たちが私たちです。旧市街の港からPlaza Belvedere Badestelleへ。小さなボートで往復。アドリア海クルーズと名付けたけど控えめに言って最高すぎた。海綺麗だし海からも見る街並みもこれまた綺麗。貸し切りボートで通常より満足度アップでセレブ気分堪能。こうゆう時に堪能しておかないと。
海沿いになんだか物凄い中東っぽい建物が一個現れるんだけどホテルらしくて1泊100万円らしい。そしてコロナ期間中にクリスティアーノ・ロナウドが家族で泊まりに来てたらしい。100年前にロシア系ユダヤ人のリッチマンが愛人のために建てたという。
さておき海で泳いで飛び込んで爆睡して、なんとなんとシャワーも付いてて。素敵すぎる海を見つけてブルーの海はやっぱりいいな。
最後の晩餐をし、夜のドブロブニクを散策。日本がコロナで制限がかかった生活をしてるとは到底思えないドブロブニクの夜の街の光景だった。とにかく人がわんさか盛り上がってた。そしてみんなかっこよかった。
早朝の便で帰るため、4時に起きてUberを呼んでドブロブニク空港へ。前述フライトキャンセルがあって3本乗り継ぎでマルタに到着。丸々1週間のクロアチア旅行が完結。
今回の旅は母ちゃんと友人親子との旅だったから旅にかかった金額が細かくわからないけども、、、たくさんスネもかじったので、、、笑
それでも素敵な旅だった。クロアチアなんて今まで考えたこともなかったけどアドリア海に惚れてしまい、絶対また来たいと思わせてくれて、、、フォーリンラブです。
長旅のnoteを書くのにサボりまくってようやく更新。半年以上も前の旅だけど思い出が蘇ってきて嬉しい気持ち。
また行けますよに。というか行きたい場所がありすぎて人生の時間が足りない。お金も足りないか、、、笑 そっちのほうが足りてないか、、、笑
ロン毛の過去の旅行記はこちら。
note by オザキ