小学1年担任になれる人、なれない人
「君は、1年担任になったらだめな人だね。」
「1年担任をする人は、特殊能力が必要だからね。」
「あなたは、1年担任には、向いていない。」
今までに、何度か言われた言葉だった。
言われるたびに、「何でそんな言い方されなきゃいけないんだよ!」と思いました。
一方で、「俺は低学年は持てんわ。」という、中学年、高学年担任の先生にも出会ってきました。
そんな話を聞きながら、「小学1年の担任になれる人って、いったいどんな人なの?」と疑問をもっていたのです。
しかし、先日話をした人の言葉のおかげで言語化できたので、書きます。
ルールを分かっていない人はなっちゃだめ。
学校や社会では、ルールがたくさんあります。
例えば、「ろうかの歩き方。」「ノートの書き方。」「連絡帳の書き方。」などです。
「たくさんのるルールを君は、分かっていないでしょ?」だからダメ。
と言われたんです。
その言葉を自分なりに解釈したところ、
「どっちでもいい」と言わない力
学校では、いろいろなことを子どもが質問してきます。
「先生!エプロンは机のどっちにつるんですか?」
こんな質問に対して、「どっちでもいい」と言っちゃだめなんです。
明確な答えをバシッと伝えられる。
ぶれない指導ができることが、1年担任には求められるんだなと感じました。
1日の学校生活の中で、「なぜそのルールがあるのか?」を深堀りする。
細々とした、たくさんの活動に対して、ルールの意味を理解する。
そして、自分の中で明確な基準をもつ。
その明確なラインがある人が1年担任ができるのだと思いました。
わたしに、「1年担任は、なっちゃだめ!」と言った人には、明確なラインがないように映ったのでしょう。
自分を磨きながら、「いつかは1年担任も体験したい。」そう思っています。
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