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カードファイト❗️❗️ヴァンガード オリジナルストーリー【双翼のレゾナンス】原稿1

これは、セーウチchで投稿されたヴァンガードの対戦&物語動画、双翼のレゾナンスの原稿です。セリフが変わった場所、本編未登場の語り等を楽しんで頂ければ幸いです🎵
ネタバレを多く含む可能性がありますので、本編を3話全て視聴されたうえで、ご覧になることをオススメします。
それでは、どうぞ✨

秤の時

統合の日までを文字で語る

ボクはその日、大切な人が目の前で消えたのを忘れない。土砂降りのなか、佇む彼女を傘に入れた。「大丈夫❓️傘貸してあげようか❓️」。彼女は、ぼんやりとした表情で答えた。「何も…思い出せない」ボクは躊躇わず自宅へ案内した。家族は出張で暫く居ない事が、ある意味好都合だったかもしれない。留学している姉の服を貸して、話を聞いた。記憶喪失というやつだろう。行く宛が無いなら、ここに居るかと問うと彼女はゆっくりと首を縦に振った。名前を聞くと彼女は「リ…ィ…ル❓️ごめんなさい…完全には思い出せない」という感じだったので「じゃあリルで良いんじゃない❓️本当の名前にも近いかもだし」「貴方の名前…教えて」「ボクはセーウチ。あ、これ本名じゃないんだ渾名っての❓️リルが本名を思い出したら教えてあげるよ」「分かった、セーウチ」「ん❓️」「ありがとう。貴方に会えて良かった」「……あ、うん。そんな言葉、誰しもに使うなよ❓️」「貴方に会えて良かったって言葉❓️」「そうだよ、あと繰り返さなくていい」

そして、妙な同棲生活が始まった。
楽しかった。ヴァンガードも覚えてくれて、一緒にファイトした。リル…なんでそんなに強いの❓️手加減してくれ。
そして1年が経過した。両親は「式はいつだ❓️」とか言ってる。受け入れてくれるのは嬉しいが、リルがワタワタしてるのを見るのは楽しい。姉ちゃんも「この不出来な弟をお願いね」とか言うな。最近はよく自然災害が増えてる、会社も休みになる程だ。

こんな時間を、ずっと過ごしたかった。

でも、現実は残酷だった。

「ごめんなさい…私…本当は…」

※ここからストーリー開始

「見つけたぞ、秤の宿命者…君の力を貰う」
「時の宿命者…そしてその所有者か。君達は危険だ、アルグリーヴラから聞いた、この世界はやっと均衡を保つ事が出来たのだ。崩すなど許されない」
「あぁ、そうだな。ボクのやっている事は、間違っているだろうな」
「問おう、そうと分かって何故、力を求める❓️」
「たった1人の存在を取り戻す為だ」
「…1人と世界を天秤に掛けたか」
「あぁ、そうだ」
「仮にそれが偽りの存在だったとしてもか」
「例え偽りの存在だったとしても、この想いは紛れもない本物だ❗️」

以降、セリフは即興

以上が【秤の時】の原稿です。ありがとうございました❗️

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