「小さな野望」から十王星南考察
十王星南会長の「小さな野望」がついに公開され、明日(書いてる間に今日になるかもしれませんが){なりました}十王星南の育成を始める事が出来るようになります
育成開始前のこの数時間で、「小さな野望」から十王星南について考察してやろう!ってのがこの記事を描き始めた理由です(育成開始前のこの時間の考察って貴重なんじゃね?という思い付きです)
note使うのも初めてですし、なんなら考察記事すら書いた事ないド素人です。さらに言えばアイマス系統も学マスがほぼ初めましてな上、他ブランドの知識もほぼ無いですが、学マスはリリース日からやってるセンパイ兼手毬Pです。やってやろうじゃねぇか!
ここで一旦前置きとして、ここではYouTubeの初星学園より公開された「小さな野望」の内容に触れていきます。まだ見ていない方は先にご視聴を、https://youtu.be/UwA_4TafA_g?si=HGwyDhbjOvqjYkBZ
見ている方も、投稿主の独断と偏見に溢れてますので、不快になられたら申し訳ありません。
十王星南とは
まず、私達Pが分かっている十王星南について超ざっくりまとめたいと思います。
去年の夏季と冬季のH.I.Fを勝利した一番星(プリマステラ)であり、学園トップのアイドルである
現在初星学園内で生徒会長を勤めており、生徒会メンバーは十王星南の独断により結成されており、その基準はアイドルとしての才能を会長に見初められることである。(一部例外アリ)
アイドルの才能を見分ける能力と、自身の成長性の限界から、プロデューサーとして活動する事を考えている。
一旦こんなもんでしょう。
本日(11/15)まで学マスをやってきた学Pとして持ってるイメージは「全力も全盛期も見たことが無いが、メインコミュか、今後追加される新シナリオで最強の敵になるんやろな」って感じです。
何なら正直な話、秦谷美鈴の方が先に実装されるとさえ思ってましてから……
脱線しましたが、ここから「小さな野望」についての考察を書いていこうと思います。
自分が気になった歌詞・MVについてのみ言及していくのでかなり穴あきです
追記 考察を書いていて気付きましたが、歌詞と映像で受け取れる解釈がそれぞれ別に存在する部分と、歌詞と映像を複合して捉えられる場所があると感じてきたため、それぞれで解釈が分かれる・別々にした方が説明が容易な場所は歌詞・映像・複合と前置きをしてから書き出すことにします。
そして、長くなるのでここからは強調をしたいとき以外は「会長」と書かせていただきます
小さな野望
始まり
映像
始まりは空に輝く星 そして星座の描かれた絵本、そしてそれを開いている幼い会長から始まります。
「空に輝く星」これはもうどう頑張っても一番星(プリマステラ)を表してるんでしょう。
と考えたいですが、その次がなんかおかしい。幼い会長は「絵本の中の星座」を見ています。
夜空の真ん中に煌々と輝く星を見上げるなら分かりますが、輝く絵本を大事そうに目を輝かせて読んでいる事から、この時の幼い会長の憧れは「星座」であると表現されていると考えられます。
大人になって
歌詞
これは現在の会長の素直な気持ちでしょう。
「目標を達成してしまった」や「憧れをあきらめたから」と考えられないことも無いですが、恐らくこれは憧れを長い月日で忘れてしまったがための気持ちだと考えられます。
映像
輝く絵本を持つ幼い会長から蛇行した光る道が続き、画面が燃え始め、現在の会長に続いています。
そして、会長の瞳の奥に闇の中で輝く光「小さな野望」が見えます。
これは現在の会長が道筋を振り返っているだけですが、この後の描写から考えるに別の考え方が出来ると考えているため、そのタイミングで説明します。
結んだ髪
少し飛ばしましたが日常描写です。
歌詞
恐らく「髪を解く」というのが会長のスイッチを切る動作なんだと思います
映像
下校の夕焼けから日暮れに変わります。
ここ以降「振り返る」動作から会長の心理描写が映る前兆になっています
子供の頃に
歌詞
個人的にはここが会長の心象として一番直接的といいますか、本音に近い部分だと思っています。
複合
「読み続けた」部分が星座だった訳ではなく、この時の子供の頃の憧れが正に星座の形をしていたということであり、会長は一つの憧れの形を持っているという証拠になります。
しかし、動画内では会長が描く輝きの後ろを振り向くと、あの「空に輝く星」が見えます。
恐らくこの星が一つ、暗い夜空に輝いている状態こそが今の会長から見えている現実の世界なのでしょう。
数え切れない
ここから少しの間、歌詞の意味とMVのそれぞれから受け取れる解釈が少しずれている。と感じたため、複合無しで書いていきます
歌詞
「数え切れない夜」とは、恐らくこれまでの会長自身の努力や絶望などの輝きの裏側のことを指しており、この中に「小さな野望」という輝きが生まれているのではないか、
映像
空が昼のように明るいほどの星空の中で、会長は輝く本を眺めています。
そして、画面が変わると本を持っていない状態で満点の星空の中に立つ塔のようなものが見えます。
これは恐らく幼い会長の行動の始まりであり、小さな野望の始まりであると思えます。
幼い会長から見えているこの星空の、星座に近づくために窓の無い塔の中を進み、星空へ近づこうという決心の描写に見えます。
どんな明日が
歌詞
手に入れた「小さな野望」を叶えるため、ここから会長は学生生活や友人関係などを省みずアイドルになるための道を進む覚悟ができた所です
映像
暗闇の中会長の通った道筋が燃えています。これは退路が無い事を表すのと同時に、幼い会長が今まで見ていた星座の輝きが無い塔の中で、自分の通ってきた輝きで道を照らすことで前へ進んでいます。
しかし、自分の光を道しるべにしていたため、憧れである「星座」を見失ってしまったかのように絵本は炎の中に消えていきます。
更に、ここで本と同時に輝きがなくなってしまいます。
最初の「小さな野望」の描写から考えるに、このタイミングで会長は本来の目的を見失い、自身の才能だけを100%活かして一番星(プリマステラ)だけを目指す状態になってしまいます
間奏
著者が英語苦手すぎるのでここでは映像にのみ注目します
闇の中の、更に炎の中を進む会長は道しるべである輝きである目標の星座の輝きを見失っており、自身の至らなさや学生生活を犠牲にしたことへの後悔、成長性の限界に打ちひしがれて足場が崩れてしまいます
ざっくり言えば闇落ちですね。
映像の中で言うなら、塔の頂上を目指すのを諦めてしまいます
ここからが現在までの会長を表している歌詞だと思います。
目的を見失い、アイドルとしての将来性に自身で区切りをつけ、生徒会を作った所の描写になっていっています
歌詞
ここでいきなり、月と木星が出てきました。
この場合、月は恐らく次の一番星(プリマステラ)です。
一番星よりも大きく輝く者を導くため、会長(木星)が導き始めました。
映像
月、そして月明かりに照らされる寝転ぶ会長の左手が映ります
そして、この月と会長の部屋と思しき場所は恐らく完全な現実です。
幼い会長が見ていた満点の星空でもなく、会長の後ろに見えた暗い夜空に輝く一番星もありません。
ここで、夜空に星が一つ輝いている描写が会長の心理描写だったと分かります
そして、このような現実の描写は飛ばしましたが動画0:42以来の描写になります。
「一人きりの部屋」で会長は夜空を見ることはありません。
だめな自分
また少し飛びました。ここからが私たち学Pが十王星南をプロデュースした世界線の話になっていると考えられます。
そのため、ここから先の描写はPが関与している前提で話していきます
複合
映像で流れる数字はある程度上昇していきますが、数字が途中で上昇しなくなります。
「うその自分」で才能があったばかりに自分の考える「一番のアイドル」を演じて一番星(プリマステラ)になりましたが、ここで十王星南の評価は頭打ちになってしまったということでしょう。
ここで見えているこの数字ですが、我々が試験やコンテストでせっせと数字を上げている評価点を直接的に描写していると思います。
それが出来てしまうほどに、会長にはプロデュースの才能もあることを表現しているのでしょう。
ここで、絵本が映ります。コミュで言えば4~6辺りでしょうか、恐らく「一番星(プリマステラ)になる前、十王会長になる前の目標は何だったのか?」という問から本来の自分の夢を取り戻したものと思われます。
意味も分からず
歌詞
「ありのままいられたら」と思えた会長は、心から「湧き上がってくる思い」があります。
しかし、うそを無くしたがために一番星(プリマステラ)になるまでの道筋を捨てたも同然の状態になり、「歌にできたら」からわかる通り歌にする方法が全く分からない状態にまでリセットされています
映像
この描写は現実での無気力からくる走りでもなく、舞台上で自分がどう評価されているか見えているわけでもないダンスレッスンのような描写になります。恐らくこれはまっさらで計算ずくでも何でもない自分を表現するためのレッスンになります
Pが今までの「評価(数字)のための噓」ではなく「湧き上がってくる思い」を表現するためのレッスンを積みなおす描写になっていると思います。
百年先も
「百年先も」は恐らく88星座が1928年に決定したことから引用してきています。
この歌詞によって会長が「星座」を思い出したことを示唆しています
映像
幼い会長が今度は「絵本を持って」塔の頂上をめざしています
自分の夢を抱えて、目標を見失わない会長は星座へとたどり着けるのではないでしょうか
繋がって…
映像
ここで、間奏で転落した会長の思いが塔の底に残されている事が分かります
丘の向こう
ここで一番大事なのは「数億年の光を見ている」だと思えます
会長は空を見上げ
今まで憧れていた「星座」を芯から理解したことが描写されているためにこのような歌詞になっていると思われます。
会長の憧れたアイドルの本質を、その形を理解したという意味でしょう。
数え切れない
演奏の違いなどにも注目したいところですが、私には無理です……壮大ですね……
映像
ここで一番注目したいのは、本を開いて憧れる。ではなく、本の星座に自分の理想の輝きを書き加えることが出来るようになった会長の成長です。
書き加えられた輝きは、星座を超えるほどの光を放つ月を、更に覆い隠すほどの明るい一番星です。
会長が目指す輝きが、星座という集合ではなく、1個人の輝きへと変化しました。
そして、その星の輝きは空へ飛び立っていく様子があります。
ここで始めて、幼い十王星南の憧れの星座の位置と、今の十王星南の目指す向きが一致しました。
どんな明日が
歌詞
「後戻りなどできない」から「戻らないから」に変化しています
これは会長の意思が自立したことの証左です。
十王星南は十王会長として、一番星(プリマステラ)として、「大人になって」いたように振る舞っていただけの少女です。
自身の弱さを自覚し、それを克服できたからこそ「戻らないから」と言えるようになりました。
映像
空まで飛び立つ「憧れの星座」は塔を照らし、自身の炎以外の指針を無くして転落していた会長の指針になります。
そして、自分の目指した一番星を見つけた十王星南は、暗く、星の見えない塔から解放され、夜明けが訪れます
意味も分からず
「歌にできたら」から「歌にしたい」へ変化しました
歌にすることへの拒絶・抵抗・拒否反応のようなものが消え、
歌にすることへの憧れ・渇望・挑戦的な姿勢へと変わりました。
映像
ここで始めてアイドル衣装を会長は着ています
この精神状況こそが十王星南が輝かしいアイドルへなるための思考であったという証明だと考えます。
補足的考察
ここからは、描写から少し思考を飛ばしたほぼ妄言的な考察と、なんとなくコレが理由なんじゃね?みたいな根拠の薄く、且つ長くなる考察を書いていきます。
大人になって
クソ最初の方の会長から見た幼い会長の描写についての話を回収してなかった気がするので書き置きます。
「小さな野望」が流れるのは二箇所です、道筋を見る会長の目の奥と、朝日を見る会長の後になります。
これは二つパターンがあると考えていますが
当は幼少の頃の本に憧れる自分こそが理想のアイドルだった
幼少の頃に理想のアイドルを見つけていたが、それを再発見したのが曲の最後だった
この二つだと考えています。
このMVには、4人の十王星南が現れます
①子供の頃の十王星南
②番星(プリマステラ)になるための切り詰めた理想の十王星南
③現実で、今に絶望し、葛藤していた十王星南
④理想のアイドルになった十王星南
この中で、本物は誰なのか、最終的にどの十王星南がアイドルになるのか、という話になりますが、恐らく②と④の共存が最終段階だと考えています。
皆の理想の形は保ちつつ、本当にやりたかった①の自分の意思を汲んだアイドルの姿を手に入れた事で、②の会長として完成するのではないか、ということです。
憧れの星座とは?
これ、正直死ぬほど悩んで考えてました。
幼い会長が憧れ、空の星よりも熱中した「星座」です。
もしも明言されるとすれば3つ候補があります。有り得そうなものと有り得なさそうなものとそりゃ無いだろの順番に書きます
①祖母
有り得そうと言いつつぶっ飛ばしていきます。
理事長の奥さんについての言及が今のところ無いんですよね、当たり前ながら。
さらに言うと、これをやってしまうとPラブが音速超えて光速超えてタキオンです。
……ですが、「本物を見た事がなく、絵本の中の憧れの存在」として考えると今は亡き祖母の背中はかなり分かりやすいとは思います。
②母親
これも荒れますね。正直祖母と同じ流れです
家族関係について結構突っ込んで来るんですよね学マス、特に会長と対比になってることねなんかは、父親失踪してるので……母が居ない会長は腑に落ちます。
③765プロ
はい。理論の跳躍です。
でもゴルラでやってるんですよ。レジェンド。
「学園アイドルマスター」の今後の方向性を完全に決めてしまう決め手になってしまいますが、今後の方針がソレならこれが一番手っ取り早いです。
こんな感じで、もしも明言されるならこの3人なのでは無いかと考えています。
ことね
ここで、星の下で星座を塗りつぶした月とは?という答えは生徒会メンバーではありますが、会長の中ではことねなのでは無いかと考えます。
会長の一番星(プリマステラ)までの道のりとは別のアプローチが可能な原石、それをことねに見出した事により自身の輝きの限界を決めてしまった。
ことねからしたらいい迷惑ですよ。自分より煌々と輝く一番星が、「貴女は月よ。輝かせてあげるわ」とか言い出すんですもの
なんならその一番星、ことねの「明るさの指標」になりかけてるんですから
木星
歌詞に突然出てきた木星と月ですが、星占いから見ていくとなんかそれっぽい感じになってくるので、当てはめていきます。
星占いには年齢域という定義があり、まぁ月+水金太陽火木土天海の9つで85歳までの年齢を分割するといったものになります。
月は約8歳までのことを指し、感情の芽生えを意味します
木星は約46~55を指し、経験を社会貢献に使うと意味します
太陽は26~35を指し、人生の目的を探すという意味になります。
すると、端的に言えば会長はアイドルとしての終わりを考え、才能ある生徒会の者たちを成長させるための現実に居たと考えられ、
さらに言えば動画最後の夜明け=人生の目的の発見
と取ることが出来ます
更に今年の今年(2024)の木星の衝は12/8となっており、これは、十王星南の誕生日(12/7)の翌日です。
……これは流石に唯の偶然だと思いたいですが……
今年の十王星南の誕生日曲が12/7の20時とかだったら流石に確信犯です……まぁそんなことは無いと思いますが……
アイドルコミュ
十王星南のアイドルコミュそのものについての考察を書いていきます。
まぁいくつかは上で書いていますが……
まず、現状として、十王星南は一番星(プリマステラ)であり、言うなれば成長の余地がありません。
なら何が必要か、私には方向性の作り直ししか考えつきません……
CCCこそが一番星(プリマステラ)まで上り詰めた十王会長の姿として考えると、あまりにも今回の曲は可愛いすぎる
今までの三年生組の傾向から見ても、自身の方向性の転換というストーリーとしての形は崩さないのではないか、と考える
十王会長としての形ではなく、十王星南のアイドルとしての理想形を追い求めるシナリオになるであろう。
じゃぁほかの二人と差別化できてないじゃないか。
有村麻央はPを信頼してコンプレックスを許容し、二面性を許容し
姫崎莉波はPを信頼して方向性を逆転し、確定した
どちらもPから見えていた方針をとることを許容している
なら逆に、Pにも見えていない方向性を共に探るのか
Pにしか見えていない方向性を自分で探し出すのか
一旦私の意見として確定させておくと、Pにしか見えていない、というよりかはPには十王会長としての方向性に違和感を感じた為に十王会長としての仮面を全力で剝ぎ取りに行くのではないか、と考えている
理由として、Pだけが感じる違和感という描写は花海咲季のコミュ開始時の形を取ると考えている。
主人公として対立させている以上、この2人を対の関係にしていくのではないか。と
コミュ内の出来事は曲考察内に入っている
4~6コミュで、Pは投げかける
「一番星(プリマステラ)として自身をプロデュースする前の自分の本当の憧れたアイドルはどうだったのか」
「その輝きへの憧れこそが、貴女がアイドルとして今後活躍しアイドル史に名前を残していく輝きとなる」
という方向性だと考えている。
歌詞から若干引用するなら「子供の頃のストーリーへの思い」こそがアイドルとしての十王星南の輝きを手に入れる方向性だと言うと予想する。
そして、会長の下二つのステータス、これの候補も上げておきます
・素直さ
・正直さ
・夢へのあこがれ
・自分の輝き
・一番星の光
こんな感じのがひとつでも入ってくれると、この考察に意味があった……そう思えます。
でも、盛大に外れててもいい。元々そういう考察だから。
最後に
ここまでMV公開からプロデュース開始までの貴重な数時間を生かすために作った突発的な記事を読んでいただきありがとうございます。
正直な話、書いてる途中で「あぁ、だからことねは会長のことあんまり好きじゃないんだ」と思った部分があったはずなんですが……完全に忘却してしまいまして、無しになりました。(思い出して加筆しました)
結局四時半回ってるの笑えますね。あと6時間ちょっとですよ……
そんなことで、私が予想できる十王星南の形はこれにて終わります。
こんなところまで読んでいただき、本当にありがとうございました。