【メキシコ旅行のススメ】ルチャリブレを観に行きたい人へ
メキシコのルチャリブレは、そのスリリングな試合だけでなく、深い文化的要素でも知られています。この記事では、メキシコのルチャリブレに行くための方法やポイントについてご紹介します。冒険心をくすぐるメキシコのルチャリブレを楽しむためのヒントを見ていきましょう。
この記事は2023年3月時点の筆者の体験に基づく情報です。現地の状況や規制は常に変動する可能性があるため、ご利用前に最新情報をご確認ください。
ルチャリブレとは
ルチャリブレの基本情報
みなさんはルチャリブレ（Lucha Libre）について知っていますか？
ルチャリブレはメキシコ発祥のプロレススタイルで、スペイン語で「自由な戦い」を意味します。
特徴はアクロバット的な動き、マスクを着用する選手、エンターテイメント性です。ルチャリブレは高空技巧やスリリングな投げ技を含み、個性的なキャラクターとストーリーテリングも重要です。
メキシコ以外でも人気があり、独自の魅力を持つプロレススタイルです。
ルチャリブレのルール
ルチャリブレはメキシコ発祥のプロレススタイルで、独自のルール体系が存在します。ここでは、ルチャリブレの基本的なルールについて紹介します。
1. マスクの着用
ルチャリブレ選手は個性的なマスクを着用し、これが彼らのアイデンティティの一部となります。相手がマスクを剥ぎ取ることは大きなドラマとなります。
2. カウント・アウト
通常、リング外での戦いが許容され、リングアウトによる勝敗判定は稀です。試合はリング内で続行されることが一般的です。
3. ダイブとスプリングボード
ルチャリブレでは高い空中技巧が展開され、選手たちはロープやスプリングボードを駆使してダイナミックな動きを披露します。
4. フォール・アンド・サブミッション
試合は通常、相手をフォール（ピンフォール）で制するか、サブミッション技で相手を降伏させることで勝敗が決まります。。
5. ルチャリブレリング
ルチャリブレのリングは通常、一般的なプロレスリングリングよりもわずかに小さく、高さが低い傾向があります。これは高空技巧を展開しやすくするための仕掛けです。
ルチャリブレはどこで見れる？
メキシコシティにおいて、筆者が把握しているルチャリブレが見れるアリーナはは下記の3ヶ所です。
１．アレナ・メヒコ（Arena México）
アリーナ・メヒコはメキシコシティで最も有名なルチャリブレのアリーナであり、"アレナ・メヒコ"と呼ばれています。
このアリーナは多くのルチャリブレの試合やイベントが開催され、メキシコシティで最も伝説的な場所の一つです。
２．アレナ・コリセオ（Arena Coliseo）
アリーナ・コリセオもメキシコシティのルチャリブレアリーナで、"アレナ・コリセオ"と呼ばれています。
このアリーナはメキシコのルチャリブレの歴史の中で重要な役割を果たし、週末には多くのファンが試合を楽しんでいます。
３．アレナ・ロペス・マテオス（Arena López Mateos）
アリーナ・ロペス・マテオスはメキシコシティ近郊に位置し、"アレナ・ロペス・マテオス"と呼ばれています。
このアリーナでもルチャリブレの試合が頻繁に開催され、地元のファンに支持されています。
チケットの取り方
インターネットで予約する方法もありますが、前の方の席が何故か予約できなかったりするので今回はアレナ・メヒコの現地の窓口で購入しました。
オンラインでの予約サイトも載せておきます。ここで、試合の日程も確認できます。
https://onl.tw/sueLVYM
窓口は試合がある日の11時から営業しています。会場の近くにはダフ屋らしき人がうろついていたので注意しましょう。
窓口の人は基本的に英語通じます。値段はだいたい~500メキシコペソ（約4000円）くらいです。一番良い席でお願いします、と伝えたらリングに近い席を探してくれます。
こんな感じのチケットがもらえるので、無くさず会場に持っていきましょう。
会場への入り方
アレナ・メヒコはメキシコシティの中心街より少し南に位置しています。会場近傍はもちろん人混みですが、その周辺は人通りの少ない箇所も多いので、治安が心配な方はUber（ウーバー）を利用すると良いでしょう。
会場に入るとしっかり荷物検査されます。なかなか厳重ですね。カメラは会場には持ち込めないので注意してください。スマホでの動画撮影は可能です。
席は全て指定で、席番号はチケットのここ↓に書いてあります。初見でたどり着くのは不可能に近いので、席の場所がわからないときは入り口付近にいる青い服を着たスタッフに声をかけましょう。席のある場所まで案内してくれます。
もちろん、案内してもらったらチップを忘れずに。（筆者は10ペソくらい渡しました。）
試合の楽しみ方
ビールを飲みながら、お気に入りのマスクを被って応援するのがメキシコ式。会場周辺にマスクの出店があります。今日の出場選手が欲しい、と伝えたら探してきてくれます。ビールやドリンクは売り子から購入もできますし、会場内に出店があります。
1回に3~4試合行われ、4時間ほどの長丁場です。決して1対1の試合とは限りません。リング外へも縦横無尽、なんでもやりたい放題です。
試合が終わったら、速やかに帰宅しましょう。会場周辺の治安はあまり良く有りません。また、貴重品を持ち歩かないように注意し、アリーナ内の指示に従いましょう。
まとめ
みなさん、いかがでしたでしょうか。このようにメキシコとルチャリブレは切っても切り離せない存在。ルチャリブレの試合はメキシコ文化の一部であり、非常にエキサイティングな体験となります。事前に計画を立て、安全に楽しむための準備をして、メキシコシティでルチャリブレを満喫しましょう。メキシコに行ったら、ルチャリブレは必見です。安全な旅をお楽しみください！
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