見出し画像

太宰治映画①『ピカレスク 人間失格』感想

©AkiraSeiastro 無断転載・二次使用・自作としてコピーして再掲・
無断翻訳公開一切禁止
ご購入後の第三者譲渡禁止です

画像 出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」

今回ここに入れました


記事の再掲です。

※有料マガジンに移行しています

映画『ピカレスク 人間失格』とは


ということで、伊藤秀博監督の『ピカレスク 人間失格』観ました。

キャストは敬称略でざっくり書くと
太宰が河村隆一
井伏鱒二が佐野史郎
太宰美知子が裕木奈江
太田静子が緒川たまき
山崎富栄がとよた真帆
小山初代がさとう珠緒
で、個人的にはミスキャストなしのうまい配役だなと。
原作を書いた猪瀬直樹先生が太宰の兄役で特別出演。
特に女性たちの名前は配慮なのか微妙に変えられています。

原作『ピカレスク』と、猪瀬直樹さんお勧め本


これが猪瀬直樹さんの原作。読むべし。猪瀬直樹さんは政治家になったりしたけど、自分の中ではまず、優れたルポライターです。

『天皇の影法師』

『ペルソナ』

あたりは必読書です。





ということで観たんだけど、
太宰治上京から結婚が挟まって最期、までなんですけど
太宰の短い人生を知る映画としてコンパクトで上手いかなと感じます。


このあとそれなりにネタバレするんで映画は観ないけど感想だけは読みたいのか、もう観た人向きです。
これから観たい人はやめたほうがいい

箇条書きにすると

ここから先は

2,541字

作家文豪小説家の本人と作品の傾向を 12星座ごとに 星座考察記事をまとめてマガジンに ©AkiraSeiastro 無断転載・二次使用・…

サポート再度、受けてみます。 よかったらよろしくお願いいたします。 いただいた金額は占いの本に当てます。