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ケイリー・グラント

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ハリウッドスターシリーズ


観ました
ケイリーグラント

彼の名言

みんながケイリー・グラントになりたがっているが、僕だってケイリー・グラントになりたい。

第2弾はケイリーグラント

このシリーズ
結構時間が許す限り見ているので
見終わったものからアップしていこうと思います

ケイリーグラントは山羊座の生まれで 
エレガントな物腰とハンサムな容姿、
コメディもできる巧みな演技で
大変人気がある俳優でしたが

このシリーズ見ていて思うのが
いかに芸能人のイメージは当てにならないかということ

それは以前 
アイドルの記事を書いていても思ったことです
民衆やファンは彼や彼女の全く別のところを見ている

ケイリーグラントは父親はアルコール中毒 
母親は精神的に不安を抱えているという 
厳しい幼少時代を送りました 
こういう幼少時代を送っているスターは多い

思春期から他の子とは違い
夏休みや冬休みも働かなくてはならなかった彼は
家を安心な場所と思っていませんでした

不良化して退学となり家を飛び出すようにして
最初は劇団員として活動していましたが 
1930年代にハリウッドに進出し 
第1回に取り上げた 
メイウエストの映画に出て注目されます

その後は特にコメディ映画の相手役として
たくさん出演をして
彼のハンサムな容姿とコミカルな演技
両方合わせ持つ個性は人気になりました

特に一番円熟期に
アルフレッドヒッチコック監督と
組んで作った数々の映画で主演を務め 
ハンサムでダンディなスーツ姿を
よくご存知の方も多いでしょう

しかし明るくおしゃれで軽妙な
彼のスターイメージとは異なり 
彼自身は苦労人だったゆえか
暗く人とあまりしゃべらず内気で
お金にとても厳しく倹約を自分に課して
意味のないパーティーやプレゼントを嫌ったと
言われています

それと彼にはある種芥川龍之介にも似た恐怖があり
母が彼が9歳の時に精神的に
バランスを崩してしまったため
精神病院に入院しますが
父親は彼にそれをきちんと
伝えることができませんでした
 
後になってそれを知ってから
自分もこうなるのではないかという恐れのもとに
生きていたのではないかと
推理をしている方もいます

彼の母にとっては彼しか希望がなく
アルコール中毒の夫には頼れず
過剰に母が息子にもたれかかっていた
関係があったのではと推察されます

ゆえに スクリーンの上ではたくさんの女性たちと
優雅なキスシーンなどを演じていた彼ですが
実際は5回結婚しましたが 
女性に対してはかなり慎重な人でした

彼はハリウッドに行って成り上がったものの
自分が上流階級の出ではないことを
よく知っていました 

ですので、身だしなみに異様なほど気を使い
こんなにセンスのいいスターはいないと
言われたほどでしたが
そこには涙ぐましい努力があったと言われています

結婚は一番有名なものは
その当時世界一の富豪、と言われた
バーバラハットンという女性と
結婚したことですが
彼女は後に
自分にたかってこなかった男性は
ケイリーグラントだけだと発言しました

4回目に結婚した時
娘を授かり、彼は娘を愛しすぎて
親バカになってしまい
育児をして幸せを感じたと言われています

生い立ちも含め
ジョンレノンみたいで面白い

彼は自分自身をそんなにハンサムとは 
思っていなかった
でもとてもハンサムだったので
人気が出た

自分のイメージと他人が感じる
イメージの違いがあった

ゆえに彼の演技は
俺は美男だからという
鼻にかけたところがありません

ホロスコープでは1月18日生まれで 
彼はサビアンシンボル27度

山羊座の27度は
山を登る巡礼者のサビアンシンボルで
アンビシャス、野心の度数です

上流階級の仲間入りをしたい 
そのように洗練された人間に見られたい
ハリウッドスターとなって
彼の試みは成功したと言えるでしょう

ホロスコープ見ると一番水瓶座に星が多く
お金に厳しかったのも
意味のわからないことは嫌う 
合理的な水瓶座精神が
強く働いていたのではないかと
推察します

区分を見ると風の星座が強く
ASCも天秤座ですし
捕まえられない男と言うか
プレイボーイの役が多く
家庭のいいお父さんみたいな役は
あまり 演じていません

風の星座というのは捕まえておけませんから
ドンファン的な役は
彼には似合っていたと思います

また水の星座が少ないため
あまり ベタついた映画にも出ていません
カラッと 明るいコメディ映画や
サスペンス映画が多い

区分を見ると土星が一番強く
蓄財をして慎重派だったのも
もう二度と貧乏になりたくないとか
辛い思いをしたくないとか
そういった防衛本能が強く
あったのではないでしょうか

またハウスでは3ハウスが一番強く
彼の映画は彼のリアクションが
面白いところがあったり 
会話が面白いところがありますね

これは3番目のハウスの役割
コメディ映画が多かったのも
わかる気がします

あと射手座が金星なのもあって
あまり女っぽい
ベタベタした人は好きじゃないと
いうのが分かります
スポーティな人が
好きだったんじゃないでしょうか

また彼の水星は逆行していることが面白く
辛辣なセリフが多いのも
それがあるかなと ちょっと思いますが
実際にも割と毒舌で
共演の女優さんにも
女優さんによっては
厳しく接したりあったようです

面白いのは土星のサビアンシンボル水瓶座10度 

ある時期人気を博する理想を具現化した男が
人間として自分はこの理想ではないということを
自覚するようになる

みんなが自分を好きなのは
自分がスターだから

ゆえに中年期以降
ほぼ 晩年になってから
授かった娘さんは
そういう目で彼を見ませんから
育児して愛を注いだというのは
わかるように思います

と綺麗に終わりそうに見えたんですが

ケイリーグラントは若い頃
ランドルフスコットという俳優と
12年間も同居して
親友として暮らしていました
伝記作家たちは故に彼らを
同性愛者ではないかと疑っている人も
いるんですが

ランドルフスコットは
父親が織物工場を所有しており
お金持の、上流の生き方をしてきた
洗練された俳優で 
ケイリーグラントは彼から振る舞いや
お金の使い方や生き方を
学んだのではないか、と言われていますが 
まるで
パトリシアハイスミスの
リプリーみたいな話ですね

では

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AkiraSeiastro
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