夏に体調を崩したいなら『氷』を食べよう!
皆さんは夏になると
・風邪を引く
・体調を崩す
・体の疲労が抜けない
・消化が良くない
・便秘気味になる
・むくみやすい
などの症状は出ませんか??
夏にこのような症状が出る場合は色んな原因が考えられますが、その大きな原因の一つに『氷を食べること』があります。
「ええ~?たかが氷でしょ~~??」
「夏に氷を食べなきゃやってけない!!」
と考えているあなた!!
氷を舐めているとこれから痛い目にあいますよ!!
これから暑くなり、氷の需要も増えてくると思います。
なので今日は
・氷が体に与える影響
について簡単にお話していきます。
◎ 氷を食べたくなる理由
氷を食べたくなるのにはいくつか理由があります。
・ 貧血が起きている
貧血にも様々な種類がありますが、特に「鉄欠乏性貧血」の方が氷を食べやすくなります!
貧血になると口の中で炎症が起きて、それを何とかしようとして冷たいものが欲しくなります。
炎症が強い場合だと冷たいものを「飲む」のではなく「かじる」行動をとります。
人間でいうと、キンキンに冷えた飲み物よりもアイスを食べるみたいな感覚です。
以下に貧血に関する論文の要約を載せておきます!
「とあるネズミを用いた実験で、貧血状態のネズミと普通のネズミ2匹を観察した実験があります。この二匹のネズミは氷と水のどちらからでも水分を摂ることができるように教育されています。この二匹のネズミを観察すると、貧血状態のネズミは96%の水分を氷から摂取し、普通のネズミは45%の水分を氷から摂っていました。また、貧血状態のネズミは氷をかじる傾向にあり、貧血状態が改善されると氷に見向きもしなくなった。」 引用文献:Woods SC & Weisinger RS:Pagophagia in the albino rat.Science,169:1334-1336,1970
・精神的ストレスがある
氷を噛むという行動をとる事で脳の血流量が増加します。
脳の血流量が増加することでストレスを緩和する効果が期待できます。
あとは「暑い」っていう体のストレスがある場合も氷や冷たいものを食べたくなります。
◎ 氷は胃腸の働きを低下させる
氷や冷たいものを摂ることで胃腸が過敏に反応し、消化の働きを大きく低下してしまいます。
◎ 氷を使わない国もある
日本では夏になるとどの飲食店でも水の中に氷が入っていると思います。
暑いとキンキンに冷えたものが飲みたくなりますよね(°▽°)
ただ、海外では氷を提供していない国があるんです!
その国というのが
「中国」
です。
中国では「氷」が体を冷やすモノとして一般的に認知されています。
そのため、飲食店でお水を出すときなんかも氷は入っていない所がほとんどなんです!
まとめ
・貧血が起きていると氷が食べたくなる
・ストレスが強いと氷が食べたくなる
・中国では氷が「体を冷やす」ということが一般常識として広まっている
夏場に氷が食べたいと感じたら、体に異変が起きているサインかもしれません!
今回お話しした内容はほんの一部に過ぎず、まだ解明されていない事もあります!
氷をよく食べる方は体に異変が起きていることを自覚し、氷に依存しない生活習慣を送りましょう!