ただのかゆみが『急性痒疹』という血管の病気だった話
こんにちは!
noteだいぶご無沙汰してました(*_*)
私事ですが、皮膚の疾患から体調を崩して仕事にまで影響していたため,
しばらくnoteをお休みさせて頂いておりました。
今回の皮膚疾患はただの「痒み」でした。
ただこの痒みをなめていたばかりに、最終的には
『急性痒疹』
という血管の病気になり、全身に症状が出て仕事や私生活にまで影響してしまいました。
ここ2年近くまったく病気にかからなかった私にとって、「全身が痒くなって体調を崩す」というのは初めての経験でした。
そして不思議なことに、私が皮膚に症状が出てきたタイミングで友人や患者さんにも同じような症状が出ている方が何人かいました。
「もしかしたら、他にも同じように身に覚えのない痒みで悩んでいる人がいるかもしれない....」
と思ったので、今日は実体験をもとに
ただの痒みだと思っていた症状が『血管の病気』だった話
今回の皮膚疾患の原因
について簡単にお話していきます。
(注)
今回リアルな状態を伝えたいので、その時の体の状態の写真を載せたりします。
もしかしたら気分を害する可能性もあるため、ご理解の上で記事を読んで頂けると幸いです。
◯ ただの痒みだと思っていた症状が『血管の病気』だった話
最初は「蚊かダニに喰われたのかな〜?」ってぐらいのよくある痒みでした。
私は体質上虫によく刺されるのでそこまで気にせず、かゆいところはしっかりかいていました。
(もうこの時点で良くない。笑)
そして日を重ねるうちに、左足だけかゆかったのが左脚全体に虫刺されの跡があり、痒みが止まりませんでした。
そしてあまりにも仕事中に痒みが引かなかったため、生まれて初めて「皮膚科」に行きました。
そこではサッと状態をみて軽く問診をしてすぐ薬を出されました。
「生まれて初めての皮膚科...薬も出されたし大丈夫だろう...。」
なんて思っていました。
しかし、、、、
まったく効き目がありませんでした....。
しかも治るどころか
・右足
・両腕
・首
・お腹
・背中
全身に症状が出てしまいました。
さすがにこれはおかしいと思い、知り合いに紹介してもらった皮膚科に行くことに。
そこでは1件目の皮膚科と異なり
・症状が出ている原因をとことん追求する
・症状の原因を一般人向けにわかりやすく説明する
といった感じでした。
この症状で仕事にも影響が出ている私にとって
これだけ親身に診てくれるのはかなり安心感がありました。
一通り体を診てもらった結果、
『急性痒疹』という血管の病気であると診断されました。
○ 今回の皮膚疾患(急性痒疹)の原因
2件目の皮膚科に行き、ようやく全身のかゆみの病名がわかりました。
しかし「急性痒疹」になぜかかったのかいまいちぴんと来ていませんでした。
それもそのはず、「急性痒疹」という病気はいまだに原因が分かっておらず
免疫の過剰反応とされているからです。
個人的に心当たりがあるとしたら、
・食生活の改善により免疫力が高まっていた
・仕事が忙しく、ストレスがかかっていた
・家の掃除が行き届いていなかった
この3つは今回の症状に関係している可能性があると思います。
薬を数日服用し、
仕事の負担を減らし、
食生活を一時的に昔の状態に戻し、
寝具や家の中の掃除を徹底的にしたら
症状が再発することなく完璧に治りました。
急性痒疹は幼少期の子に多いため、大人になってからかかることは多くありません。
ただ今回の私みたいに、なんの前触れもなくこういった症状にかかってしまうこともあります。
「かゆみなんて、少し我慢してればなんとかなる」
とかって考えていると痛い目見る場合もあります。
かゆみを我慢していると症状が長引いてしまったり、傷跡が残ってしまう可能性があります。
皆さんも虫に刺されてかゆみがなかなか引かない場合は絶対にかかないで(私が言えたことじゃありませんが...笑)
すぐに皮膚科で診てもらうようにしましょう(^^)