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【採用】no.5 人事はいろんな職種のプロじゃない!!〜経営企画採用編〜

人事だって分からないことはありますよね。
いろんな職種の採用を担当しているのですから…

人材紹介会社と打ち合わせをしていて、根掘り葉掘り聞かれて「現場に確認してから連絡します」ってあんまり言いたくないと思います。

今回ご紹介するのは、現場からのヒアリング1回目である程度の募集要件を把握する方法です。特に採用が困難な(経営企画ポジション)に絞って記載します。
(全盤的な内容は別途アップします!!)

〜経営企画ポジションで把握したいこと〜
【現状の把握】
・部署の人と役割について

【募集背景】
経営企画の採用を行う際、今回の採用を通して解決したい企業が抱える課題があるはずです。

<例えば>
①中期経営計画の策定に関する強化
時代の変化に対して今後の企業経営をどうあるべきなのか市場のデータ分析と自社のデータ分析から中期経営計画を立てられる人を採用したい。
特に、近い将来M&Aを行いたいと考えているため、M&Aの経験がある方を求めている。
または、マーケティングに精通している人材がいないためマーケティングに精通した人材を採用したい等

② 事業のポートフォリオの見直しを行いたい
既存事業の改良や新規事業の立案ができる人材を採用したい。
特に、業界特有の知識や感覚が必要になるため業界の親和性を重視した採用になりそう等

③ ガバナンス関連への対応に課題を感じてる
コンプライアンスを中心とした社員に対する行動指針や罰則等を立案・実施を行い、ガバナンス経営について戦力となる人材を採用したい等

このような課題を解決すべく採用されるケースが多いと思います…


また、上記に記載したケースを大きくグループの分けると下記の3つにわかれます。

①企画:主に新規事業企画や中期経営計画に関する業務

②調整:経営戦略実施に向けた部門間の調整(予算の配分・人員移動等)

③渉外:取引先等の社外との交渉
(利害調整を行う役割)


資格やパーソナリティについて…

【資格についてのヒアリング】
・MBA
・中小企業診断士
・簿記
※上記のような資格をお持ちの方への評価がどのくらいなのか

【パーソナリティについてのヒアリング】
コミュニケーション能力や洞察力、実行能力が重要になるポジションですので、社長等の経営陣との相性が良さそうな人柄を分析する。
※これは人事の方が1番得意ですよね。

以上になります。

上記のような内容を把握して頂けますと、どのような人材を部門や経営陣が求めているのか分かりやすくなると思います。

逆に経営企画ポジションで転職を考えられてる方は自分のどこが強いのか伝わりやすい職務経歴書を作成することで書類選考通過率が上がりますね。

この記事が採用活動の参考になりますと幸いです。
引き続き、人材紹介の経験をもとに書いていきますので是非次回も見てください。
よろしくお願い致します。





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