手首の痛みに対する施術
結論、一番影響が強い、
舟状骨の歪みを施術してかなり良化。
痛みのあるところに原因は無い、
とか言って、患者さんが訴えている患部を診ない
という話を聞く。
そういう診方もわかるし、そうする事もあるが、
それだけでは治りきらない事もある。
全体も診て、患部も診る
関係性の中で診る。
あらゆる情報を拾って、
編集して、
症状に至るまでの経緯を考える。
今回の場合、
結果的にピンポイントの施術で
最後に抜けたけど、
そこに至るまでに必要な事を、色々やってる。
そもそも、
手首に負担をかけざるを得なかった原因として
身体の力をうまく伝達出来ていない。
肩や肘の可動域は良いけど、つながっていない。
動きがバラバラ。
腕が異様に重い。このパターンは
お腹、内臓にエラーがある事が多い。
早速、お腹にアプローチ。
案の定、良くない。
腹の硬さとハリを取って再度動かすと
動きが繋がり、明らかに腕の重さが抜けた。
そこから
今度は前腕から指先までの緊張、疲労を抜いていく。
仕込みが終わって、改めて患部に介入。
悪さをしているボス発見。
舟状骨をジワジワ動かす。
古典的な、オーソドックスでシンプルな施術。
骨が然るべき状態に戻ったので
最終チェック。
無事痛み消失。ひとまずOK。
これで一旦OKとした上で、
再発させないために、身体の使い方、
内臓への負担をかけないあれこれのお話しもする。
食事やメンタリティのお話しも。
トータルコンディショニング。
施術家として患者さんにどこまで介入すべきかは、
とても繊細で難しい問題。
お相手の数だけ回答があるような、ないような。
性格上、
私は他所よりもやや、おせっかいになりがち。
知識や技術とはまた別の部分。
一人の人間として、施術家としての在り方について
引き続き問い続ける日々。
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