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身近に潜むマイノリティ

こんにちは。左利き代表のながたです。
先日、こんなものを見つけて嬉しくなりました。

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「左ききの道具店」。少数派だと思われがちですが、人工の約10%もいる「左きき」。そんな10人に1人のための企画展。
足をとめて商品を眺めているひとはきっと左きき、もしくは親しいひとが左きき。この商品を眺めているひとは自分と同じ悩みを抱えている。そんなことが浮き彫りになり、マイノリティが仲間意識を覚える、愛しい展示だなと思いました。

記事にもありましたが、イラストの可愛いホッキョクグマくんの由来は、「ホッキョクグマはみんな左利き」というイヌイットの言い伝えを見つけたからだそう。北極のくまさん達にも、来日された際にはぜひ足を運んでいただきたいですね。

悩みがつきない左きき

年間にかなりの方が事故によって亡くなっています。そして、その事故の中でも左利きの方が起こしたり巻き込まれる事故の割合がかなり多いそうです。具体的な数値にすると、左利きの事故死率は右利きの5.3倍にもなるそうです。自動車に関する事故に限っても、3.8倍もあるそうです。驚きの数値ですね…。                    by 雑学.com

日々の小さなストレスに加えて、手先の不器用さから事故を起こす可能性も上がるそう。

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                                                                                        by 日経 Gooday (2016)

積み重なるプチストレス、「左ききなんだね!」とかけられる言葉にさえ、返す言葉がなく実は困っています。

最近思ったのは、ネックレスのチェーン。

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左手に比べて、握力が弱いからなのか、右手を器用に使うことができないからなのか、なかなか奮闘しています。鏡を見てやると余計にわからなくなります。助けて。

中途半端な左ききに贈る言葉

わたしは、箸、文字、ハサミは左ききなのですが、スポーツは右手を使います。憧れのサウスポーになれなかった「中途半端な左きき」なのです。
左ききのくせに球技などで重宝されない存在であることを自虐のように話していた私でしたが、先日上司にも同じ話をしたところ、「右脳も左脳どっちもつかえるって凄くない?頭の回転早そう〜〜」という素敵な言葉が返ってきました。最近では、自虐をやめて「右脳左脳両方使い」という紹介をするようにしています。ネガティブをポジティブに変えられるような機転の効いた言葉をかけられるようになりたいと思いました。

左手は天性、右手は努力。

左ききの話をしてきましたので、オススメの漫画をご紹介。
「天才になれなかった全ての人へ」という強い言葉から始まるこの漫画は、天性の才能を持つ左ききの画家エレンと、天才の「右腕」を目指す右利きのクリエイティブディレクター光一という2人の主人公を対照的に描いた作品です。

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「何かをつくるしごと」をしている方を救う言葉がいくつも出てきます。

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勇気と刺激をもらえる「左ききのエレン」、ぜひ読んでみてください。

原作↓  作:かっぴー
リメイク版↓ 画:nifuni  作:かっぴー


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