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【元看護師】えっ!まさかの場所で?お墓が舞台の感動的な花火イベント。


こんにちは。元看護師よっしーです。

7月もあっという間に過ぎようとしてます。8月に入ると九州地方はお盆の準備で忙しくなります。先日もお話ししましたが私の出身地は長崎県五島列島です。長崎のお盆は他県とはちょっと違い驚かれる方が多いようですので紹介したいと思います。

先ず長崎市と五島市では多少お盆の過ごし方が違います。長崎市では毎年8月15日に行われる「精霊(しょうろう)流し」の伝統行事があります。初盆を迎えた遺族が故人の霊を弔うため大小の精霊船を曳きながら街中を練り歩くきます。ここで欠かせないのが「爆竹」。精霊流しでは道中大量の爆竹と鉦を鳴らしながら賑やかに故人を送ります。長崎は中国との交流が深く唐人文化が入って来ているため、魔除けの意味を込めて爆竹を派手に鳴らすとのことです。ご先祖様があの世から迷わず帰っできてくれるようにとの意味もあるそうです。


私の出身地五島市はお墓に提灯をかけます。8月10日頃から木枠(提灯立て)をお墓まで持って行って組み立て、13日~15日は雨が降らない限り夕方から提灯を掛けに行きます。精霊流しはしませんがお墓で花火をしたり爆竹を鳴らすのは同じく定番でしばらくお墓で過ごします。(長崎県民にとって、花火とはお墓でするものです)懐かしい顔が集まってお盆は「お墓で花火大会」。楽しく賑やかに、ご先祖さまをお迎えします。



8月に入ると長崎の子どもたちは「花火代」を握り締め嬉しそうに市内の花火専門店へ買いに行きます。種類が豊富過ぎて迷うくらいです。ちなみに「花火代」とは、お盆に子どもが親戚などから貰う「お盆版お年玉」のようなものです。
子供の頃「花火代」をもらい買いに行くのが楽しみでした。

お盆の時期になると町中のおもちゃ屋さんだけでなく、スーパーやドラッグストアにまで花火が売られています。種類も豊富ですので興味がある方は是非ともお立ち寄りください。


ちなみに私の先祖代々のお墓は福岡の霊園に移しましたので今では「お墓で花火大会」をすることはありませんが、今年は知人の初盆のため長崎に久々お参り行きますのでお墓で楽しく賑やかに故人をお迎えしたいと思います。

8月15日長崎は精霊流しで一部道路規制があります。情報を確認の上安全運転でお起こしください🙆

尚、精霊流しを見に行く際は耳栓は必須ですよ!🧨🧨🧨😬





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