なぜ、総合計画づくり人材のための集中講座?
来月から、日本経営協会様で↓の講座を担当することになりました。
この講座のポイントと、なぜ、この企画?をご紹介します。
まず、講座↓はこれ。
官公庁向け 総合計画策定実務(全7回集中講座)~コロナ禍でも配属一年で総合計画を策定する~
紹介動画はこちら↓
1 企画を作った一番の理由
とかく、行政計画を作るときには外部からコンサルタントに外部委託することが多いです。私も委託されてきた側の一人です。このことは、一般に「丸投げ」と揶揄されることが多いかと。
経験的になぜこのような状態が発生するかというと、体感的ですが、圧倒的に施主側(自治体側)の知識と経験、マインドが少ない、低い場合、そして、時間的に制約が厳しい場合、かつ、コンサルタント側からすると、定形を当てはめても多分上手くいくだろうなぁという場合が重なったときに発生することが多います。
結果として、どんなことが起こるかかといえば、自分で説明できる総合計画にならない、そして、一番まずいのは、計画が走り出して、成果と効果が想定より得ることが出来ないことが多発することです。端的に言うと修正できないのです。だって、自分の頭で作っていないから。
従前ですと、行政計画=各種補助金を国から引き出すためのアイテムと認知されてきたかと思います。実際。創生戦略関連などは最たるモノだったかもしれません。
しかし、時代は変わりました。VUCA時代などといわれますが、時代の不確実性は高まっています。これらの不確実性の高まりに対応するためには、行政経営指針、行政+住民+企業のまちづくりの指針を明確にそして柔軟性をもって作ることが必要になってきています。この指針の品質がいまいちということは、必要がないところに税金を使う、まちのいろんな活動がバラバラになると状況になります。
2 だから、政策人材づくりに関する伴走者の必要性
だからこそ、政策人材を庁内に作り、外部コンサルタントの力を最大限に発揮させ、そして、柔軟に計画を進めていくことが必要なのです。そして、人材づくりの手法は、集合研修でいいのか?という問いが発生します。
大事なのは、ぶつかりながら、そこで、悩みを解消していく伴走者の配置かと思っています。今回は、この伴走者の機能をこちらでご提供しようとするものです。
とりいそぎ、今回はこれくらい。具体的なサービスは次回。