明日の公共政策セミナーはなぜ行政評価が機能しないのか;明治大西出先生をお迎えして。当日資料チラダシ。

お申し込みは;
http://ptix.at/KeiSuS
先着5名1000円
それ以降は3000円
お申し込み確認後にZOOMのURLをお送りします

行政評価のシステムが始まって、約 20年が経とうとしていますが、その成果については議論が分かれるところです。

今回のセッションでは、行政評価というシステムに焦点を合わせます。どうして機能しないのか、どうしたら上手く機能するのかと言うことを議論します。
今回は、ゲストスピーカーとして、先般『政策はなぜ検証できないのか: 政策評価制度の研究』を出版された西出順郎先生(明治大学)をお迎えします。御著書の中での議論のご紹介を始め、幅広い議論を議論を進めたいと思います。

チラダシすると。

【仮説】
評価従事者の評価目的が評価結果の特性を規定する作為的評価行動がカギ
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評価従事者は
「行政資源の獲得の支援」
「予定調査の制度運用」
「活動功績の積極的標榜」と言った効用拡大のために評価目的を持ち、
それに従い分析情報等を都合良く活用し
「高い評価結果の提示」若しくは
「既存の政策情報への追従」
と言った特性を持った評価結果をまとめ上げる

政策検証が上手くいかない理由
1 行政職員集団が政策検証の目的ではなく、独自の目的に従いながら検証を推し進めること
2 行政職員集団が作為的な検証作業が可能となる制度運用の仕組みを自らの立場を駆使して整えようとすること
3 同作業を助長若しくは支援するような、すなわち政策検証を尊ぶような風潮が行政職員にないこと
4 政策検証のシステムが自らのの有効機能を阻害する本質的な問題を具備していることである。
5 政策検証のシステムは、他の組織管理システムと有機的に連携することが難しく、また、連携がなくとも他のシステムには決して支障がないこと

政策はなぜ検証できないのか: 政策評価制度の研究
www.amazon.co.jp
4,950円
(2020月09月09日 03:05 詳しくはこちら)
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アマゾンでは↓です。
なぜ「お手盛り」の評価が生まれるのか? 評価結果はいかに歪められるのか? 制度的要因を探索しつつ、因果メカニズムを実証する。

なぜ政策評価制度は機能しないのか。これまで、政策評価は身内による「お手盛り」と批判されつつも、その因果メカニズムは明らかにされてこなかった。本書では、評価に従事する行政職員の意図から実際の評価結果に至るまでの制度運用を解明し、このような運用がなされる要因を明らかにして、評価が歪んでいく構造を実証する。

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政策プランナー細川甚孝の活動ノート
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