政策立案のきっかけ#3ロジックモデルロジックモデルロジックモデル(は有効?)
公共政策系の業務改革支援サービスをする上で、かならず、指摘されるのは、「業務を整理するためには、ロジックモデルが必要」ということ。おさらいがてら整理するとロジックモデルとは;
これらのまとめのポイントは、未来=成果=アウトカム概念の導入かと思います。特に、自治体の場合、事務事業の性格が、委託だったり、国県からの事務委託だったり、修繕だったら多種多様です。そこで、一つの社会像が未来像としておくことで、地方の「自治」を見える化できるということになります。
なので、どうしてこの事業、なぜこの施策?という現場の声に答えるためにも、やはり、ロジックモデルの設定は必要です。
しかし、次の問題が発生します。
(1)活動は本当にアウトプットを作れるのか。
作れない場合どうしたらいいのか。もっとつっこむとアウトプット設定は本当に妥当なのか。目に見えるものを手当たり次第おいているだけではないか?
(2)アウトカムは、ホントにアウトカム?。本当の実現するのか。どんな指標で把握するのか。その社会的な、政治的な意味はなんなのか。ちゃんと関係者と合意したのか?
このことは、正直、様々な団体がロジックモデルを使って、計画及び戦略を作る際に散見できます。昨今だとアウトカムに関していSDGS関係のアイデアを導入した場合に登場します。この計画は本当に「何人の人を救うの?」という問いです。次回はこのことを書きます。
(了)
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