5月26日の読まずに参加できる読書会は『日々の政治〜ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化』
4月期の読まずに参加できる読書会は「人新世の資本論」というマクロな議論をしました。
5月期は、ぐっとミクロな議論を取り扱います。
どうやったら、ローカルから世界を変えていくのかを、デザインをキーワードに検討します。
今回も松原明さんと対話をしながら進めます。
アマゾンによれば、このような内容。
伝統が消滅し、これまで人々の生活を導いていた慣習が消えつつある現在は、誰もが自分の人生(=ライフプロジェクト)を自分自身で選択しなければならなくなりました。つまり、自分の日常や人生の筋書きを、自分でデザインすることになったのです。デザインするということは常に価値の選択であり、意思決定であり、すなわち「政治」です。本書で著者は、そうした政治(政策)を「プロジェクト中心民主主義」という視点で捉えることで、自分がいる場所(ローカル)から世界を変えるソーシャルイノベーションを説きます。そして、私たち一般の市民がいかにデザイン能力を伸ばし、「デザイン文化」として根付かせ、より大きな政治・社会変革に関与しうるのか、その道筋を示します。
【目次】
用語解説(八重樫 文)
第1章 軽いコミュニティ:液状的世界における社会形態
流動性/開放性/軽さ
第2章 ライフプロジェクト:自律と協働
プロジェクトをつくる/探究する/コラボレーションする
第3章 日々の生活の政治:デザイン行動主義と変化のある常態
行動する/限界を超える/変貌する
第4章 プロジェクト中心の民主主義:アイデアと、プロジェクトのエコシステム
公共財をつくり出す/実験する/参加する
あとがき:デザインの専門家と、デザイン能力の普及へ
(ポストCOVID-19時代における)日本語版へのあとがき
訳者解説(安西 洋之)
ぜひご参加のほどを。
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