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7月6日の未来を作るサロン;関係人口のあり方と航空産業の今後

今日のサロンは航空産業の動向、関係人口の動向でした。結果的に、人の動きに関する議論になりました。

まず、国土交通省の白書が先日発行されました。特筆すべきは、交流人口を極端な減少です。代表的な指数としては、国際線は5月98%減、6月は95%減、国内線は5月93%6月88%減です。

対して、もう一方は国土交通省では、関係人口に着目したレポートを出しています。「ライフスタイルの多様化等に関する懇談会〜議論を通じた課題の整理」です。

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001351921.pdf?fbclid=IwAR2VMyJ856wEXPjnmT1dcHF_xdkjSNE3LukFuFrj8JphBU7puVhuRbzsgJw

内容は○ 人口減少・少子高齢化が進行する状況において、地域の活力を維持していくためには、関係人口を含めた地域の活動力を高めていく必 要があることから、本懇談会では、関係人口の類型化・定量化を行うとともに、ライフスタイルの多様化やシェアリング等が対流に与え る影響を検証し、地域づくりの担い手を確保するための関係人口のあり方、関係人口の拡大・深化に向けた課題等を整理した。 ○ 関係人口の類型化・定量化では、三大都市圏に居住し他の地域に関わってる関係人口を推計した結果、一千万人を超える人が関係人口 として地域を訪問しており、地域と多様な関わり方をしている実態が判明した。 ○ 地域との関わりについては、内発的発展への寄与(直接的又は間接的)と滞在時間・頻度の観点からの整理が可能である。

ということでした。

この二つを重ね合わせると、観光産業というか人と人と行き交うビジネスのあり方はコロナ禍によって、いや、日本における極端な少子高齢化との合わせ技で大きく変化するべきだったのが急激に変化をせざろうえなくなったというところかもしれません。

今後、政府を上げて行うとされているgotoキャンペーンにおいて、この変化に対応した施策事業が打ち出せるのか、中期的に地域産業の立て直しにどこまでできるかに注視したいところです。

細川先生バナーN

↑紹介動画です。是非ご参加のほどを。


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