人口移動に関する問い;東京都からの人口移動の加速化は本当か(9月30日の未来をつくるサロン)。

さて、まず、人口移動のあり方が、変わりだしたという報道が最近されています。

このことについてのレポートが総務省から出ました。「統計Today No.164 転出超過が続く東京都及び東京圏の状況~住民基本台帳人口移動報告2020年8月の結果から 掲載日:2020-09-30 発表元:総務省統計局」。このレポート↓が興味深いです。グラフの引用は全て↓からです。

上二つが、東京都から転入転出の動向です。明らかに前年度比で東京圏(神奈川県・千葉県・埼玉県)内で移動が1000人超えという状況です。

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そして、東京圏→他都道府県を見ると、東京圏からの移動が発生していることがわかります。しかし、ピークの大阪府でもマイナス500人くらいです。

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つまり、8月段階では、流出流入は東京圏を中心に活発化している、そして、他都道府県との流入等は9月、10月のレポート待ちというところです。やはり、一つ一つのデータを丁寧に見ることの重要性を感じます。(了)

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