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6月16日のサロン〜新型コロナへの対処として、介護現場では何が必要か-感染拡大防止や人材支援などの備えを

今日のサロンでは、新型コロナへの対応策について議論です。ニッセイ基礎研の三原さんの論考を取り上げました。内容は→

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=64719?site=nli

■要旨

新型インフルエンザ対策等特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が全国で解除され、新型コロナウイルスは一応の収束を見たが、今後の感染再拡大が懸念されている。こうした中、検査体制の充実などと併せて、浮き彫りとなった今後の課題の一つが高齢者介護への対応であろう。具体的には、いくつかの地域では高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生したほか、在宅ケアの現場でも事業所が休止に追い込まれ、社会参加の機会を失った高齢者の状態悪化なども懸念されている。

一方、診療報酬が大幅に引き上げられた医療分野と比べると、介護分野に対する国・自治体の対応は後手に回ったと言わざるを得ず、今後の対応を考える上では、「なぜ後手に回ったのか」という背景の考察と、それへの対処も欠かせないと思われる。

本レポートでは、課題として高齢者介護への対応が残された点を考察した後、介護分野への対応が後手に回った原因として、「医療行政=都道府県「介護・福祉行政=市町村」の間で起きた連携不足などを挙げる。その上で、必要な方策として、感染拡大防止策や人材面の支援などを考察する。

引用終わり

なぜ「後手」に回ったのかを検討を今後行うべきと思っております。テクノロジーなのか制度なのか、人間性なのか、組織原理なのか、今後議論を深めていきたいと思っております。みなさまも是非。


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