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リバーエンド・カフェ8巻が発売されました。画力・物語力ともに最高です。
4月27日発売です。宮城県石巻市を舞台とした物語。喫茶店のマスターとそのお店の常連の高校生との物語。(BGMはないが)
アマゾンでは;震災後の宮城県石巻、いじめられっ子の女子高生・サキは、その歌声に注目され、曲作りのため作詞とギターの練習に励むことに。
詞を書くために自身と向き合う中で震災時の記憶が蘇ってきて…。
東日本大震災から10年、著者の故郷・石巻を描く最新作、第8巻。
今回は、サキが言葉に目覚め、歌に向き合う回。そして、言葉のもつの重さに気づいていきます。こんなセリフ。
第75話 隔壁
(嵩上げした堤防に関して)
震災の時にに津波が我々が与えた恐怖は尋常ではなかった
恐怖心が深ければ深いほど高い壁を築きたくなる
だが高い壁は「分断」を生む
眼の高さ以上の高い壁は天地を分断する
単純に引かれた一本の直線が分断をもたらすのだ
直線は悪を包含する
サキには歌がある
歌はどんなに高い壁だろうが飛び越える
(引用終わり)
震災の風景の画力も圧倒されます。
ぜひ、ご一読を。(了)
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