19期紹介@ても
こんにちは!
今日は一段と寒いですね❄️
でも夕焼けがとっても綺麗でほっこりしました☺️
本日のご紹介は『株式会社セイレン』企画メンバー2人目、【ても】です!
自己紹介
せいれん19期のてもこと梅野杏珠です。制作部署長です(でした)。
あだ名は団内公演の時期につけてもらいました。変なTシャツにハマっていたのですが、とんかつのTシャツを着て稽古に行った時に、そのTシャツに書いてあった「おてもと」からとって"ても"になりました。
全てはこのTシャツから始まりました。
SEIRENでこんなことしてました!
1年生
・団内公演「Shine On!」新入生キャスト
・早稲田祭「SEIREN For You」M1キャスト、楽譜製作補佐
・オリジナル公演「カプセルトイ」制作サブチーフ
・16期卒業公演「16colors」制作チーフ
2年生
・新歓公演「夜をかぞえて」アンサンブル
・団内公演「はじまりの音」歌唱指導
・第53弾公演「Footloose」エセル役
・早稲田祭「This is me」M1歌唱指導、M6ナンバー助手、楽譜製作補佐
・第54弾公演「Urine Town」歌唱指導補佐
・20周年記念スペシャルステージ「SPOTLIGHT」M4.M14歌唱指導
・17期卒業公演「Endless Ends」渉外
・第55弾公演「Little Shop of Horrors」シフォン、渉外
3年生
・新歓公演「セイレンノート『リプライズ』」制作チーフ
・第56弾公演「GREASE」企画
・前夜祭 ルナ役/単独パフォーマンスキャスト
・早稲田祭「Timeless Tunes」M1キャスト、楽譜製作補佐
・番外公演「Les xxmmes fatals」歌唱指導
・第57弾公演「Little Princess」渉外
・第58弾公演「In the Heights」アンサンブル
4年生
・早稲田合同新歓公演RIDEキャスト
・早稲田大学新歓「紺碧の春」パフォーマンスキャスト
・新歓公演「叫喚」楽譜製作補佐
・第59弾公演「Flashdance」制作チーフ
・前月祭キャスト
・早稲田祭「Patch works Journey」楽譜製作補佐
・第60弾公演「City of Angels」エンジェルシティ4、渉外
・19期卒業公演「株式会社セイレン」企画、キャスト
・第61弾公演「春のめざめ」歌唱指導補佐、音楽監督補佐
キャストからスタッフまで、割とバランス良く関わっていたかな、という印象です。書き出すの大変だった!笑
SEIRENに入団した理由
せいれんの存在自体は小学生の頃から知っていました。というのも、ミュージカル好きの母に連れられて入った、地元で活動しているこどもミュージカルの団体で教えてくださっていた先生方の娘さんたちが当時大学生で、せいれんに所属していたのです。一度だけ、せいれん創設者のブルーさんがこどもミュージカルでWSをしてくれたことがあります。もう覚えてないと思いますが…笑
そして、記憶は薄いのですが、確か一度公演を見に行ったこともあります。あれは本公演だったのだろうか…。とにかくいつも優しくしてくれていたお姉さんたちが歌っている姿がキラキラして見えたことはよく覚えています。いつか大学生になったら自分もせいれんに…!なんて思いながら過ごしていましたが、紆余曲折あり音楽大学に進学することになりました。自分の大学にはサークルは無し、授業やレッスンの曲もさらわなきゃいけないので皆暇さえあれば練習しているという感じで…。さすがに両立は無理かもな、と考えていたところに高校の友人から「人生一度きりなのに諦めるのは勿体無い!」と背中を押してもらったのです。幸いせいれんは籍を入れておけば自分の予定と相談しながら関わっていけるサークルだったので、それならば入るだけ入ってみようと思い、ひとまず新歓WSへの参加を決めました。
WSは、それはそれはもう楽しくて!
歌って踊ることはもちろん好きだったのですが、先輩方が明るくて場の雰囲気がとても素敵でした。年も少ししか離れていないはずなのにとても大人っぽく見えて、こんなに素敵な人達が作っている団体なら絶対に入りたい、と入団を決めました。それでもあくまで学業優先で、サークルは控えめに…と考えていたのですが、気がつけば本公演を企画したり部署長をさせていただいたりと、せいれん沼にどっぷりと浸かっております笑
思い出🫧
①16期卒公制作
卒公って、4年代だけで舞台を作るんですけど、流石に制作とか一部後輩にスタッフをお願いしなければいけないんですよ。1年の冬のある日、現役全体に流れてきた卒公制作募集の文言。正直、当時あまりせいれんには関わっていなかったので16期の先輩にそんなに親しい方がいた訳ではなかったのですが、制作部だし、3月には(カプセルトイで)制作サブチーフも控えているし…と謎に一念発起して立候補しました。仕事内容もよくわからないままでしたが、先輩の厚いサポートを受けつつ何とか小屋入り。ここで制作の仕事の大変さを思い知ることになります。
当時の小屋(高田馬場ラビネスト)は受付が外にあります。2月の寒い中、朝から晩までほとんどの時間を屋外で過ごしながらお客様をお迎えしたり掃除したりと、ご飯を食べる暇もないくらい動き回っていました。1週間で3キロくらい痩せました。たくさんのタスクを器用にこなすことができず、辛いなと思った瞬間もありました。でも、同時に劇場の扉越しに感じる舞台の熱狂、劇場から出てきたお客様の顔、1年に制作を任せるなんて不安で仕方なかっただろうに暖かく気遣ってくださった16期の先輩方やスタッフさん方。たくさんの活力と感情に触れられたことをとても印象深く覚えています。その後も懲りずに何回も制作として関わるくらいにはこの仕事が好きになりました。
部署長をしている今でも、私の制作のルーツは16期卒公にあるなと感じます。
②はじめての本公演
これは"悔しい"思い出ですね。一年生の時、チキって何も関わることができなかった本公演に初めてエントリー。オーディションの緊張感も本公演規模でどきどきしながら受験しました。結果、主人公レンの母親であるエセル役をいただいたのです。自分としてはまさか役をいただけるなんて、という気持ちだったので嬉しい気持ちと不安な気持ちが半々でした。いざ始まった稽古、今思えば何もわかってなかったなあ、と思うのですが笑、当時は追いついて行くのに必死でした。もちろん私はまだ母親になったことがないので役作りも苦労しましたし(役をつくれるところまで到達できたのかいまだに納得いってない)、何より人見知り発動しまくってカンパニーの皆さんとうまくコミュニケーションを取れなかったことで、わからないことも聞くに聞けなかったのが最大の後悔ポイントです。しかも集中稽古期間にコロナに罹ってしまい、プレスコや通し稽古にほぼ参加できなかったのです。皆さんが精一杯フォローしてくださったのも申し訳なくて、これ以降は本番間近の体調管理には特に気を遣うようになりました。他にも稽古場での振る舞いや役との向き合い方など、この公演がきっかけで「絶対に後悔したくない」という気持ちが強くなり、取り組み方が変わったと思います。悔しい思い出ではありますが、その分たくさんの学びがあって、関わった事は全く後悔していません。あの時支えてくださった皆様には心から感謝しております。卒公で少しは成長した姿を見ていただけたら嬉しいなと感じています。
③企画!!
入団した時はキャスト志望だったので、本公演を企画するなんて露ほども思っていなかったのですが、気がついたらしてました。企画。番外公演「カプセルトイ」で共に制作をした18期のしのてぃんは、当時から水面下で本公演の企画を進めていて、実現した時にはぜひ何かしらで関わってね、と言ってくれていました。彼女は素晴らしいギャルマインドと行動力、コミュニケーション能力と多方面に配慮できる優しさを兼ね備えたスーパー人間なので、そんな人の作るカンパニーに関われる日をとても楽しみにしていました。その後紆余曲折あったようで、ある日彼女から一緒に企画をしてくれないかという連絡がありました。せいれんの恵まれた環境で公演を作ることができるなんてとても魅力的なお誘いでしたし、共に企画をする仲間に私を選んでくれたことは本当に嬉しかったです。でも、自分には想像もつかないような大役が務まるのか、経験不足だし…という不安もありました。そんな私にしのてぃんは「やらなかった後悔よりやった後悔だよ」と声をかけてくれました。その言葉が決め手となり、企画の一員となることを決意しました。もうひとりの企画は「企画は各期に1人ずつ」というしのてぃんの作戦に基づいて、入団して1ヶ月(?)くらいで企画をすることになった20期のみんてぃ。彼女もまたとんでもない速さで仕事をばっさばっさ捌き、決断したら一直線、流石に当時1年生だったとは思えない貫禄を持ち合わせているスーパー人間です。3人で企画として共に仕事をした1年半弱は、怒涛の忙しさで正直記憶が曖昧な部分もあるのですが、大変でありながらも充実感のある日々でした。版権代が高すぎたり、舞台監督さんが途中で変更になってしまったり、演出さんとちょっとした喧嘩をしたり、とそりゃ大変なことは書ききれない程ありました。失敗もたくさんしたし、企画としての自分のパフォーマンスが十分でなかったと感じた場面もありました。でも、何度振り返っても、今回のために一から用意された舞台に、本番のためにたくさん努力してきたキャストが立ち、舞台を彩るそれぞれのセクションのスタッフが支え、たくさんのお客様が劇場へ足を運び、笑顔で帰っていく様子が一番に思い出されます。舞台がお客様のもとに届くまでの過程を一から追うことはなかなかできないことだと思います。その思い出だけでこの先しばらくは生きていけるし、学生のうちにそんな経験ができたことは私にとってかけがえのない財産となりました。そして何より、私は仲間に恵まれたと思います。一緒に企画をやってくれた2人にたくさん助けてもらいました。私といえば、どんな状況でも「なんとかなる!」ということしかできませんでしたが、2人の働きかけと、それに応えて下さったみなさんのおかげで本当になんとかなってしまいました。せいれんに入って一番良かったことの一つは、尊敬できる人たちと出会い、一緒に仕事できたことです。またご飯行こうね。
メッセージ
せいれんに入って学んだことは何個もあるんですが、その中でも一つ挙げるとするならば「やりたいことはなんでもやろう」ということですね。前述した「やらなかった後悔よりもやった後悔」という言葉にも近いものがあると思います。というのも、せいれんには多角的に総合芸術であるミュージカルに携わることのできる環境が整っています。4年間でキャストとして、スタッフとして、指導者として各公演に関わり、その恩恵は十分すぎるほどに享受しました。こんなことできたらいいなと思ったことはおおかたできてしまいました。でもそうしたことができるのも大学生である4年間、せいれんに所属している4年間限定なんですよね。もし、一歩踏み出せずにいる後輩や、まだ見ぬせいれん団員がこれを読んでくれているのだとしたら、何も恐れることはない、とりあえずやってみよう!と伝えたいです。そうして得た経験はきっとあなたを強く、しなやかにしてくれることでしょう。少なくとも私にはこれからの人生の宝物となり、困った時に立ち返るべきだと感じる思い出がいくつもあります。それはその時一歩踏み出さなければ得られなかったものです。その時の自分には感謝してもいいかな笑
それにしてもこのような駄文をここまで読んでくださった強者はいらっしゃるのでしょうか。もしいたのであれば、本当にありがとうございます。そして、改めてこの4年間で私と出会ってくださったすべての方に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
あとがき
てもは本当に面倒見がいいというか、姉御肌というか、とにかく横にいるだけで安心感が凄いんです。大変な役割も安定にこなしてくれる実績があるので人望も厚くて。
キャストとしてもオペラで鍛え上げられた圧倒的歌唱力はもちろん、踊れるし演技もできる実力派なんです💃それだけでなく、周りを楽しませるための一捻りも忘れない。エンターテインメント精神が本当に素晴らしい。
そしていつも変なTシャツを着ています。
みんなに親しまれる19期の、いえSeirenの頼れる姉さんです✨✨
現在『株式会社セイレン』の企画として奮闘しているても、本作品にキャストとしても出演いたします!【ご予約URLはこのブログの下にございます👀👇🏻】
また、『株式会社セイレン』オフィシャルグッズもご予約受付中です👕🌸(※1月17日受付終了)
公式インスタグラムよりご確認ください⬇️
それでは*˙︶˙*)ノ"
文責:大岩恵佳
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