回想記・バリ島③ジャムウのワークショップ
「ジャムウ・ワークショップ」
バリの家庭で受け継がれてきた伝統的な民間療法
(バリに自生する植物やスパイスを使用)
① ドリンク
ウコン・ショウガ・タマリンド(甘味)・ナツメヤシの砂糖を20分間煮る。
最後にレモングラスを入れる。ウコン:感染予防・疲労回復・血液浄化など期待される。
(甘味・タマリンド↑↑)
② ボディスクラブ
米・ショウガ・芳香性ガランガ・ガランガル・ナツメグ・コリアンダー・クローブ。
スパイスをみじん切りにし、米と一緒に磨り潰す。
老廃物除去・殺菌作用・保温作用
③ ボディオイル
イランイラン・マグノリア・パンダンリーフ・ココナッツオイル。
鍋に蓋をして10分弱火スチームする。
感染予防・神経鎮静・調整作用。
④ ボディマスク
トウモロコシ・アロエベラをミキサーで液状にする。
肌うるおい・解毒作用
「ジャムウ」という言葉は、祈りを意味する「ジヤンピ」ジャワ語と、健康を意味する「ウソド」に由来
インドネシア人は、昔から健康維持と美容効果、薬効を持つといわれているジャムウに親しんできました。ジャムウのレシピは世代から世代へ引き継がれています。(薬草の調合品)
自分で作る以外に、ジャムウ ゲントンと呼ばれる「ジャムウ屋さん」から購入するそうです。
体の成長とともに、配合する薬草も変えるなど工夫がなされている。
全ての味には、甘さ(幼少期)・酸っぱさ(思春期)・苦さ・辛さ(大人)に分けられ、
人生におけるこれら全ての味を味わい取り分別ができるとされている様で。
非常に奥深い民間療法との出会いでした。
心身の健康と魂レベルの向上が合い重なって、本当の健康だと思います。植物療法、音楽、などを術に。ホリスティックヘルスを綴ってまいります。