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南高尾山稜、きのこきのこ花きのこ

9月29日(火)。現地の天気予報、くもりのち晴れ。

だいたい晴れそうだと思ってこの日にしたのに、高尾山口駅を出たとたん雨がぱらぱらと降りだした。

(登ってから高尾山ケーブルカー公式twitterさんを見た)

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出発してしまったものはもう遅いと、小雨のなかをずんずん進む。登山を始めてから高尾山は19回登った(数えた)けれど、南高尾山稜は今回が初めて。

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民家の脇を通り抜け、山の中へ。

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写真だと自動補正で明るく見えるが、だいぶ暗い。電車までは遠足の子どもが大量にいたのに、この登山口には誰もいない。ちょっとドキドキしてきて、念のため行程を家族にLINE。いざ出発。

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暗い。

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暗い。きのこ(ピントが合いづらい)。

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暗い。けど登山口付近より山中のほうが整備が行き届いていて、ドキドキも薄れてきた。

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しっとりした森の道が続く。

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ときどき、静けさのなかに鳥の声が響き渡る。

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また、きのこ。

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多いな、きのこ。

(同日の東京自然公園twitterさんより。同じきのこ見たな……)

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こんなのも。

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きれいなベンチでひと休み。最初は無人だったけれど、やっぱり高尾山方面だけに、あとから他の登山客が追いついてきた。あと、トレラン多し。トレランさんは風のようにいなくなる。

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のんびり葉っぱやきのこを撮りながら進む。

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少しずつ、光がさしてきた。ちょっと光量が少なすぎて、オートフォーカスが鈍くて困っていたのでうれしい。

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パーフェクトきのこ。

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進むにつれて、花も増えてきた。

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木漏れ日がさしたのが、うれしくて。

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こいつは日影沢あたりで会ったことある。

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木漏れ日、大好き。

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いい塩梅の光だ。

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眺めのいい休憩所は、年配登山客の交流会(「何年生まれですか?」「昭和20年です」「同じですよ」)みたくなっていたので、長居せず。

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相変わらず木漏れ日と、

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きのこを見守りつつ。ほんとにきのこ多い。

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さっきあんなに暗くてドキドキしていたのが嘘みたいな木漏れ日。

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たぶん城山湖。

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花率が上がってきた。

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もう花畑。

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西山峠で駅方面に曲がる。この道はあまり人が通らないのか、今までの道より藪っぽい。

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この日最後のきのこ。

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入沢川沿いを下りていく。

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きのこ撮影に時間をかけすぎて、昼時にさしかかってきた。足をはやめる。

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この日最後の花。思いのほか、きのこと花の登山だった。

終盤は舗装路を歩き、takao base campさんでゴール。肉がっつりで野菜がほとんどない(ネギとポテサラだけ)のに米は少なめなのが、あるいみ好感もてる。見ていたところ、男性客は「ローストポーク丼大盛りで」と注文していたようだ。

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登山3年目。やっぱり、山は楽しい。

高尾山口駅から甲州街道方面に徒歩5分程度の住宅街から登山道に入ります。登山デビューするよりずっと前に(7、8年前)当時の整体の先生から「高尾山でも混んでいないオススメの道があるけど、人の家の脇から入るから慣れていない人にはわかりづらいかも」と教えられていた道に、今ようやく来たようだ……という、どうでもいい感慨が。でも、いくつか山登ってみると、人の家の脇の登山口ってけっこうありますね。秋の入り口でしっとりしたタイミングだったせいか、きのこと花が全盛でした。西山峠から下山すると「うかい鳥山」の近くに出るので、素敵ランチをくっつけるのも楽しそう。記念日以外そうそう手が出ないお値段ですけど。一回誕生祝いで行きましたが、大変おいしく居心地もよかったです。個人的に高尾山近辺の食事ではナンバーワンなんですけど、まぁ値段もナンバーワンですからね……。

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