「いい人いないかな」の心理
あなたの周りに、「いい人いないかな」と
いつも言っている人はいませんか?
「今年こそいい人に会いたいな!」
「恋人が欲しい」「デートしたい」
「でも、いい人がいないんだよね」なんて
友だちが言ったり自分が言ったり、
シングルの友だちが集まれば尚更
頻繁に言ってしまうフレーズかもしれません。
「いい人」って、どんな人でしょう?
いい人=自分の条件に合う人
出会った人を自分の条件と照らし合わせて
合う人がいない・・・ということでしょうね。
「いい人なら誰でも」は、
実は簡単ではありません。
どんな容姿の、どんな性格の、どんな職業の人が
あなたの言う「いい人」なのでしょう。
「安定した職業なら何でも…年収500万ぐらいで
優しくて、そこそこオシャレで、ちょっと頼りがいがあって、
ちょっと引き締まっているといいな・・・」
考えてみると、結構長くなりませんか?
「これでいい」と妥協しているはずが、結局は
難しい探しものをしていることになってしまいます。
じっくりと、どんな人と出会いたいのか
素直な気持ちで書き出してみましょう。
あなたにとって、一番大切なことは何でしょう?
性格でしょうか?容姿でしょうか?収入でしょうか?
順位を付けて、自分の妥協点を見つけてみましょう。
恋愛、結婚を経て、人は成長していくもの。
お互いを尊重し、学び、妥協し、時間をかけて
2人の形がぴったり合ってくるのかなと思います。
今、すべての条件が合う人を見つける!というよりは
一緒に道をつくり、歩んでいける人を見つけるつもりで
リストを作ってみましょう。
そして、その希望が現実的かどうかを
客観的に見てみましょう。
信頼のおける親族や友人に聞いてもいいでしょう。
受け身で待っていても、理想の相手が急に現れて
あなたに恋することはなかなか難しいかも知れません。
断られたり、付き合ってもフラれる恐れは常にありますが、
行動しないことには何も始まりません。
出会いの幅を広げるために、習い事を始めたり、
イベントに参加したり、いつもは行かないところへ
足を延ばしてみるのもおすすめです。
お付き合いする前に厳選したい気持ちは分かりますが、
「話し方が嫌」「洋服の趣味が良くない」などの
人柄を知合う前の理由で可能性を全て切ってしまうのは、
すごくもったいないなぁ・・・と思います。
新しい恋愛へと進む準備が出来ていない時も、
心のバリアが働いて、些細なことを理由に
「いい人じゃないから」と決めつけて
行動しないなどの拒絶反応が出てしまいます。
今、恋愛をはじめる準備はできていますか?
周りのプレッシャーから気持ちだけが焦って
「恋人がいないといけない」と思い込んでいるだけ
なのかも知れません。
立ち止まって「自分はどうしたいのか」考えてみましょう。
自分の人生、自分が好きなように生きれば良いのです。
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周りに「誰かいい人いたら紹介して」という人も
結構いますよね。
それを聞いたら、その人の性格や仕事、色々考えて
合いそうな人を探してあげたりすると思いますが、
あなたがその人に「お似合い!」と思っても、
顔がタイプじゃなかったり、話しが合わなかったりで
「もっといい人紹介してよ」なんて言われたりして、
友情も危うくなってしまうこと、ありませんか?
「いい人紹介して」と言われたら、
「あなたの思ういい人って、どんな人?」と
詳しく聞いた方が無難です。
もし、これは高望みで難しいなと思ったら・・・
おすすめの占い師を紹介するのも手ですよ。
自分も周りに聞く時「いい人だったら誰でも」ではなく
「メガネの大人しい感じの人が好き、一緒に映画に行きたいな」
「アウトドア好きで、お笑いの〇〇さんみたいな人がいたらな」
など詳しい情報を伝えておいた方が、探しやすいですし
思い当たる人も出てきやすいでしょう。
「それって、高望みじゃない?」と言われたら。
私の価値を分かっていない!と怒る前に、
そういう意見もあるんだなと参考程度に受け取っておいて。
複数人から言われれば、高望みなのかも知れませんね。
もう一度リストを見直してみましょう。
皆さんが本当に素敵な人と出会い、幸せになれるように
お手伝いさせて頂けたら幸いです。