ISFPの解釈

TwitterにてISFPに関する解釈をツイートしていたものを保存するために作った記事です。ほとんどコピペをして一部編集したのみで完成させています。


Fi Se Ni Teという順番で機能を使う。

Fe、Se(基本的性質)


Fiという強い自分軸を持ちつつSeという現実的な視点を持っているので空気を読みやすい。大人しいが自分の価値観がはっきりしているどこかマイペースな印象が出るのはたぶんこのため。

自分の感情の昇華として五感を用いるので「感覚的に美しいもの」とかに感動しやすく、また自分の感動を表現するために美しいものを生み出そうとする。ポイントは「楽しむために作る」というより「表現のために作る」ということだと思う。ここがESFPとの違いなのかも?

また、Fiという強い自我を持っている一方「今現在の現実」に注意を向かせるSeがの存在から「空気が読める」性質もあるため、葛藤の生じやすい性格なのかもしれない。私はこう思うけどみんなはあんまり乗り気じゃなさそう(だってあんな顔するんだもん)みたいなことが多くなる?

葛藤は生じやすいもののバランスの取れた機能の並びをしているので基本的には自分の思いと現実を上手く擦り合わせてちょうど良い塩梅に生きていることが多そう。ちょっとマイペースなところはあるけどそれほど人に咎められないような雰囲気があるのはそういうことなのかもしれない。

Fe-Niループ

ただし現実世界と折り合いをつけながら生きていくということはおそらくISFPにとってかなりの気力を要することなので疲れてしまうことがある。その結果Seが使えなくなっていくと3番目に来ているNiが顔を出す。

自己の感情の部分であるFiと、背景や本質を探ろうとする機能であるNiを使って考え始めるとどうなるかというと、おそらく妄想から抜けることができなくなる。私の推測でしか無いけどこういうストレス時のISFPは被害妄想が止まらなくなるのでは?

基本的に3番目に出てくる機能というのは「不慣れな頭の使い方」なので、ISFPのNiというのは使い方が不器用。あくまでも自分の感じ方が先行しているから、「あの時なんか嫌な感じしたんだよな、なんでだろう」「あの人もしかして私に嫌味言ってたんじゃ?」「酷い、傷ついた!!」「なんでそんな酷いこと言ったんだろ、私のこと嫌いだからそんなこと言えるんじゃ?」「私は仲良くしたかったのにこんなのってあんまりだよ」的な、どんどん悪い妄想に陥って止まらなくなるのではないかと思うけどどうなんだろう。被害妄想と言ったら悪いかもしれないけど本人は必死なのはわかる。

Te

ISFPの苦手分野の話。4番目にTeがきているということは、おそらく自分が自分がと前に出ていったり、競争したり、自分がみんなを率いていくといったことが得意ではないし、たぶん本人も苦手意識がある。

ISFPはたしかにマイペースで自分の価値観がしっかりしているしそれを守っていきたいと思っているけど、かといって自分がそれをみんなに押し付けたくも無いのだと思う。だからリーダーみたいな主導権の握り方はしたくないし、どちらかと言えば目立ちたく無い。

そして自分の4番目の機能に当たるものをよく用いる性格の人のことを嫌悪する傾向があるので、ISFPはこのTeが強い人、つまり権威主義的な人のことを嫌悪しやすい。偉そうにしてて怖い、上から目線だし私の話絶対聞いてくれないし、従わせようとしてきて嫌だな、とか。→Teユーザー ENTJ ESTJ INTJ ISTJ

ここからはISFPがあまり意識していない残りの機能Fe Si Ne Tiについての話。

Fe

最もよく使う、一番目の機能の外向内向反転の機能について、人は魅力を感じつつ反発も感じると言われている。俗に言う「ライバル」。

ISFPが最も意識的に使うFiの裏であるFeというのは集団心理を重視する協調性の機能。ISFPはこれをよく使える人にライバル意識を持つ。どういうことかというと、Feユーザーというのは気遣いの鬼みたいな性格だから割と誰にでも優しくできるし、そういう所は確かに大事なことだとは理解している、でもそればっかりで生きるの嫌だな、自分のことも大事にしたほうがいいと思うし、などと思う。たぶん。
それが大事なのはわかるけど、それだけで良いわけないんじゃない?自分のことも考えないと擦り減りそう!!とか。→Feユーザー ENFJ ESFJ INFJ ISFJ

Si

2番目に用いる機能の裏の機能のことは「批判的な親」などと言われる。もっと端的に言うと毒親とか。つまり、自分にとってのその機能を強く持つ相手のことはたぶんちょっと警戒する。威圧的なものを感じたりするのかな?
ISFPの場合それはSiなので、保守的で慣習を重んじるような人にそう思うかも

「現在」に注目して「これやってみたいな」とか思い描いているISFPにとって前例とか監修とかそういうものを重視するような人はちょっと鬱陶しいのかもしれない。そんなこと言ってないでやらせて欲しいよ、今とは関係なくない?自由にやらせてよ、みたいな感じなのかな(?)→Siユーザー ISTJ ISFJ ESTJ ESFJ

Ne

3番目に用いる機能の裏に対しては憧れを持ちやすい。内心そういう人を求めているし、そういう人に惹かれることが多い(恋愛とかそういうのに限定せず)。
ISFPの場合はNeなので、アイデアマンみたいな人かな。

たぶんISFPの「これやってみたい」をNeは否定しないんだと思う。それどころか、それからもっと広げてそれならこういうのもどう?とかどんどん提案される感じが気持ちいいのかもしれない。

推測だけど。→Neユーザー ENFP ENTP INFP INTP

Ti

4番目の機能の裏のことは無意識のうちに使うことを避けている機能で、私は「自信がなく、尚且つ無意識に見下している機能」だと考えている。
ISFPの場合はTiだから、物事の原理とか論理とかを解き明かしたりそれに基づいて理論を構築すること。

ISFPはたぶん自分の論理性に自信がない。自分のこと馬鹿だと思ってる人は確かに多そうな気がする、体感。自分のこと馬鹿だなとは思いつつ、論理性ばかりにこだわっている人をどこか見下す、もっと優しく言うなら「もう少しこうした方がいいんじゃ…?」と思っているところがある。

たしかに論理的にはそうなのかもしれないけど、それだけじゃいろいろ見落としてない?とか。論理的にはそうだとしても、論理だけが全てじゃないよね、人の感じ方も大事じゃない?机上の空論なんじゃないかな、とか。実際どうなのかもっと見ようよ、その方が確実だよ、とか。

自分の論理性に自信がないので、そういう思考の仕方に対して「それだけでは決めきれない、不確実なもの」というイメージがおそらく潜在的にあるのだと思う。なので無意識に自分がそれを使うということは避けている。もっと現実に注目してありのままを受け入れた方が確実、と。→Tiユーザー INTP ISTP ENTP ESTP


以上、私の偏見多めの分析でした。

ISFPは割合的にはそこそこ多いタイプだしバランスも良い性格ではあるのですが病みやすいタイプとしてトップだというのも見たことがあるしこうやってみてみると要領よくのんびり生きているようでいてかなり疲労も多そうなことが見て取れる。

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