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新NISAで「元本割れ」をした人の割合は?

去年2024年、NISAが大きく改正され、投資が今まで以上に熱を帯びるきっかけになりました。

市場の追い風もあった年で、早い段階で利益が出て楽観的に投資を進めらた人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、全員が結果を出せることなんて、まあないわけですよね。


新NISAで元本割れをした人の割合

マイナビニュースで新NISAで元本割れした人の割合が公開されていたので紹介します。

現状の増減益についての質問では、成長投資枠では計47.1%が増益、元本割れは計14.6%、つみたて投資枠では計50.0%が増益、元本割れは計11.8%という結果となった。

新NISA「つみたて投資枠」の運用で"元本割れ"した人の割合は? | マイナビニュース

エックスを見ていると、みんながみんな利益出してるものだと思うぐらいですけど、元本割れが起きてしまっている人もいるのが現実です。

むしろ、元本割れが10%台に落ち着いているので、市場の追い風は十分吹いてたと考えていいと思います。

どこに投資したのか、いつ投資したのかによってもブレ幅があるはずですし。

新NISAはまだ始まったばかり

利益が出てても、出てなくても、まだ新NISAは始まってたった一年です。

NISAの非課税枠を埋めるのに最短でこれから4年かかり、最短でなければさらに時間がかかります。

将来を考えた投資は長い長い旅になるはずで、楽観しすぎず悲観しすぎず、市場とお付き合いを続けるようにしたいですね。

もし、新NISA一年目で資産をすり減らしてしまったとしても、投げ出さずに市場に残り続けることが重要だと思います。

調子がいいときにこそ下振れリスクを考える

多くの人が新NISAで利益を出すことができているということなので、投資っていいものだなと思っている人も多いだろうと思っています。

しかし、このまま毎年とんとん拍子に資産が増えていくものだと決め打つことはできません。

たまたま上振れに乗れただけかもしれないわけで、上振れがあれば下振れもあります。

調子よく利益が出たとき、資金にも気持ちにも余裕があるときに、下振れしたときに同じ投資を続けていられるのか考えてみてください。

もしかしたら、思っている以上にリスクを取っているかもしれませんし、リスクは下振れしたときに現実となって直撃してきます。

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