2024年の制度変更を踏まえたジュニアNISA戦略

概要

2023年末にジュニアNISAは廃止(新規に開設不可)になるため
若干の制度変更が加わった。

その結果引き出しの柔軟性と長期の非課税期間が生まれたので
ちょっと整理してみる。

基本戦略はジュニアNISAではより長期(5年以上)での商品を検討するのがベターだと思う。

非課税期間

他のNISA同様ジュニアNISA自体も本来の非課税期間は5年だが、
ジュニアNISAは終了するために制度終了以降に非課税期間を迎えた場合は、
継続管理勘定という口座に移行される。

継続管理勘定という名前が分かりづらいが、
単なる長期の非課税口座であり子が成人するまで継続できる。
つまりジュニアNISAの非課税期間は5年ではなく成人するまでの10-20年になった。

引き出し制限

従来は子が成人するまでは引き出しができなかったが、
制度終了に伴い2024年以降は任意のタイミングで引き出せるようになった。
※金融庁のNISAのページでこの情報が更新されていないのはどうかと思う

ジュニアNISAの投資戦略

非課税期間が長期化したために長期での値上がりが期待できるものが良い。

市場自体に成長が見込める日本の中小規模か米株のグロース系。

もっとも長期での見通しは難しいが
引き出しの制限も緩和されたので流動性も高くすこしチャレンジングな銘柄でもいいと思う。

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