自分でライナーノーツ ② 夢を終わらせよう
SEINARU HAPPA です。
自身のアルバム
『この世にある美しい全てを』
購入して頂いた方のために、
ライナーノーツを自分で書きます。
ダサっ💧
ま、お許しを。
【曲解説】
② 夢を終わらせよう
アルバム2曲目。
この曲は2017年に作り、
翌年、アコースティックギターと歌のみで
一度録音。
それはそれで完成形だったわけですが、
今回、アルバム収録に際しロックテイストを
加味しようということで、新たにドラムとベース、エレキギターを重ねて録りました。
曲の導入部は、風、電子音、古いラジオからの語り声で始まり、そこに歌声がフェイドインしてくるという凝ったものになってます。
実はこの部分、最初は普通に録ったのですが、
歌い出しの音がフラットしてしまい、
何度録り直しても上手くいかず、
結局、そこをごまかすための苦肉の策でこの導入部になった次第です(笑)
使用楽器について。
アコースティックギター、Gibson j-50
なかなか年季の入った顔つきでしょ。
こう見えても僕より年下です。
使用楽器については、また別の曲説明で〜。
歌詞について。
タイトル通り、この詞のコンセプトは、
夢を終わらせよう
戦争でも、男と女でも、
始めるより終わらせる方がよほど難しい。
夢も同じ。持つことは簡単。でも、
叶わなかった時、叶わないと悟った時、
自分の人生とどう折り合いをつけるのか。
例えば、僕の場合で言えば音楽。
20代の頃はひたすらジョン・レノンになりたい。
音楽を生業にしたい。純粋にそれだけ。
でも、それがお話にならないと分かった時、
自分と音楽とのスタンスをどうとればいいのか
分からなくなった。
「何で俺、こんなことやってんだ?」
「一銭にもならないのに何で苦労するの?」
そんな考えに苛まれる。
以後、10数年、音楽から遠ざかっていた。
家にギターもない。
でも、ある事がきっかけで、また音楽を
作り始めた。
そして、その時から、僕と音楽の距離は
前にも増して縮まった気がするのです。
「‥でも、追い求めていたのは場所ではなく
道なんだと気付いた♪」
そう歌詞に書いたけど、そもそもは、音楽を作り奏でるという行為自体に喜びがある。
そのことを改めて認識したのです。
それを歌にしようと思いました。
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