自分でライナーノーツ⑦『虹の記憶』
SEINARU HAPPA です。自身のアルバム
『この世にある美しい全てを』
購入して頂いた方の為にライナーノーツを自分で書いてます。
自分で?
そう、自分で💧
【曲解説】
虹の記憶
子供の頃、この世のものとは思えない様な鮮やかな虹🌈を見た。
冬の夕暮れ、その虹は僕の100mほど先、高さ20mぐらいの空間で光り輝いていた。根元までくっきり見えていて、まるで地面に置いてある巨大なオブジェのようだった。
周りには誰もいなかった。
あれは現実だったのかなぁ?
あ‥、これは僕の個人的な虹についての思い出ですが‥、
【歌詞について】
大切な人を失った喪失感。
その人と過ごした日々は、いつか見たあの鮮やかな虹のように美しく儚いものだった‥。
そんな歌詞です。
虹の記憶
『虹の記憶』
音楽 聖なる葉っぱ
写真 仲谷久典
(写真が素晴らしいから、歌詞の字幕は入れませんでした)
虹の記憶
仄暗い目に移りゆく
微かな温もりの面影を
涙に濡れ夢現に
追い行く遥かなあの日々へ
君は虹のように
君は虹のように
あの日の虹のように
輝き残して今も心に揺れる
老いゆく悲しみは
虚ろな都会のざわめきを
降りしきる雨のように流し去る
遥かなあの日々へ
君は虹のように
君は虹のように
あの日の虹のように
輝き残して今も心に
君は虹のように
君は虹のように
あの日の虹のように
堕ちゆく故に色褪せぬままに揺れる
【サウンドについて】
作曲は20代前半。当初は歌はなくインストでした。友人の父親のガットギターがなぜか家にあって、それをなんとなくいじっていて作りました。
演劇の音楽をやっていた頃、確か『リア王』で、お姫様が登場する、いわゆる、道行の音楽として使いました。
その後、歌をのせ、オリジナル曲として最初に録音したのは90年代。
その当時の歌詞は、今聴くとかなり痛い😫幼稚なラブソングだったので、2000年代になって、改めて歌詞を書き直し再録しました。
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